【東京から鹿児島遠征】《百名山》東京を出発した日に登れる!霧島山の”韓国岳”!最短ルートは2時間半!

【東京から鹿児島遠征】《百名山》東京を出発した日に登れる!霧島山の”韓国岳”!最短ルートは2時間半!

鹿児島には2つの百名山があります。(屋久島は離島のため今回は含めません。)そのひとつが宮崎県との県境にある霧島山です。

 

実際に行くまでは霧島山という山があると思っていたのですが、霧島山というのはその周辺の火山群の総称でひとつの山の名前ではありませんでした。こちらで言う八ヶ岳のようなものです。

 

 

そんな火山群の霧島山なので、火山活動がとても活発です。九州の山は他の地域と比べると火山がとても多く、実際に火山活動をしている山もたくさんあるので、渡航前には必ず事前の下調べが必要です。

 

 

ここまで東京から霧島山までのアクセスなどについては別記事にしているので、今回は韓国岳登山についてご紹介します。

 

 

九州遠征についての別記事はこちらから♫

 

 

 

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霧島山・韓国岳

霧島山、霧島連山の最高峰は韓国岳です。

 

日本なのに韓国?と思ってしまいますが、読み方は「からくにだけ」です。名前の由来は朝鮮半島が見渡せそうな山という意味合いからきたという説がありますが、実際には韓国岳から朝鮮半島は見えないそうです。

 

 

★韓国岳(からくにだけ)

【標高】1700m

【レベル】初級

【所要時間】2時間40分

【標高差】450m(登り)/450m(下り)

【危険箇所】岩や石が多く、滑りやすいところがある。

【ヤマスタ】あり

【今回のコース】えびの高原〜韓国岳〜えびの高原のピストン

 

★霧島連山の火山情報(2022.7.29現在)

【新燃岳】
 ・噴火警戒レベル2:火口周辺規制
 ・警戒範囲:火口から2km

【硫黄山】
 ・噴火警戒レベル1:活火山であることに留意
 ・警戒範囲:火口内、噴気孔から100m

【御鉢】
 ・噴火警戒レベル1:活火山であることに留意
 ・警戒範囲:火口内

【大幡池】
 ・噴火警戒レベル1:活火山であることに留意
 ・警戒範囲:

 

 

 

 

登山口はえびの高原!

 

 

登山口の「えびの高原」にはお土産屋さんや軽食を食べられるお店などがありました。そして、目の前には大きな駐車場がありました。ここには登山者だけではなく、観光客もたくさんいました。むしろ観光客の方が多かったです。

 

そして、そのすぐ近くには「えびのエコミュージアムセンター」がありました。私は中に入らなかったのですが、登山口によくあるビジターセンターのようです。後になって知ったのですが、ここに登山バッジが売っているそうです。近くのお土産屋さんにはYAMASANKAのバッジが1種類だけしか売っていませんでした。

 

 

★えびのエコミュージアムセンター

【住所】宮崎県えびの市末永1495-5

【TEL】0984-33-3002

【営業時間】9:00-17:00

【定休日】無休

【入館料】無料

【施設】ビジターセンター(山バッジが売っています。)

 

★足湯の駅 えびの高原

【住所】宮崎県えびの市末永1495

【営業時間】9:00-17:00

【定休日】無休

【施設】ヤマザキYショップ、観光案内所、足湯、休憩所

 

★おみやげ処 山の駅 りんどう

【住所】宮崎県えびの市末永1495

【TEL】0984-48-1230

【営業時間】8:30-17:30

【定休日】無休

【施設】お土産屋さん(YAMASANKAの山バッジが売っています。)

 

 

 

エコミュージアムから約20分で登山口!

 

 

登山口がどちらの方面なのかが分かりにくかったのですが、駐車場の奥の方でした。駐車場からは霧島連山が見えました

 

 

 

エコミュージアム辺りから20分ほど歩くと韓国岳登山口がありました。

 

GWだというのに閑散としていて貸切状態でした。東京近郊の山に慣れていると、連休にこんなに人がいないなんて信じられませんでした。百名山なのにおかしいなと思ったほどです。

 

 

 

この辺りは登山道というよりはハイキングコースのような雰囲気でした。道幅も広く、手入れされているのでとても歩きやすかったです。あまり山に行かない方でも安心して歩ける山道でした。

 

 

 

新緑の中を歩いていくと、ところどころに岩が多い場所がありました。一般的な山によくある山道です。晴れていたのもあり、滑ったりすることもなかったので、とても歩きやすかったです。

 

 

 

そして、途中にはツツジが咲いていました。このツツジの種類は何かはわかりませんが、九州では5月下旬から6月中旬にミヤマキリシマというツツジが咲くそうです。韓国岳を含めた霧島連山や同じく九州にある百名山の九重山などがとても有名です。辺り一面がピンク色に染まる姿は本当にきれいです。

 

 

★ミヤマキリシマ(深山霧島)

【種類】低木のツツジ

【自生地】九州の高山(霧島山、阿蘇山、九重山、雲仙岳など)

【開花時期】5月下旬から6月中旬

【名前の由来】”深い山に咲くツツジ”という意味合いで深山霧島(ミヤマキリシマ)という名前がつけられた。

 

 

 

火山活動中の硫黄山!風向きに注意が必要!

 

 

 

ツツジの間を登っていくと「硫黄山火口展望所」がありました。正面にはモクモクとしている硫黄山が見えました。

 

火山活動中の山を見たのは初めてだったので、これがどういう状況なのかよくわかりませんでした。

 

 

この火山ガスは濃度がとても濃いものなのか、しばらく吸っていると喉がとても苦しくなり、むせるようになりました。今まで感じたことのない喉の苦しさでした。ここを通過する時はマスクをした方がいいと思います。風向きによっては必須と言えるかもしれません。

 

 

★硫黄山の火山情報(2022.7.29現在)

【警戒レベル】噴火警戒レベル1:活火山であることに留意

 

火山ガスの注意事項!

無風状態の低地には注意する。

濡れタオルやおしぼりを持参する。(濡れタオルで口をおさえるとガスや火山灰などの吸引を減少させることができるようです。)

・危険を感じた時は発生源の風上に逃げる。

・ぜんそくや心臓病などの持病がある方は低濃度でも発作が起きやすいので、特に注意が必要。

(出典:気象庁)

 

九州のように火山活動中の山が多い地域に住んでいたら、火山に慣れているのかもしれませんが、そうでない場合は火山と言われても現実味があまりありません。霧島連山の火山は今の所ところ、警戒レベルが高いわけではないですが、登山にいく場合は事前に火山情報を調べることが必要です。

 

 

以下の気象庁のページに火山情報が載っています。気象庁のページでとても詳しいのでおすすめです。

・火山登山者向けの情報提供ページ(気象庁)

 

 

4合目あたりからは遮るものがない絶景!

 

硫黄山のモクモクを背にして登っていくと、4合目あたりから視界が開けてきます。

 

 

 

一度景色が開けると、その先はずっと遮るもののない絶景です。

 

どこを見渡しても遮るものはありません。

 

 

 

5合目の近くには「韓国岳登山道休憩所」がありました。

 

新しいのかとてもきれいな休憩所でした。

 

 

 

6合目辺りからは山頂の方が見えてきます。

 

 

 

少しずつ山頂に近づいていきます。

 

 

 

山道はこんな感じで、さまざまな大きさの岩が転がっています。

 

特別危険を感じることはありませんでしたが、歩きにくい場所もあります。

 

 

どこから見てもコバルトブルーの大浪池!

 

8合目の写真はありませんでした。そして9合目です。

 

えびの高原から韓国岳山頂までは1時間半程度なので、何合目と書かれていてもそれほど感動はありませんでした。この翌日に登った開聞岳とは大違いの気軽な登山でした。

 

 

 

目の前に見えているのは「大浪池」です。

 

大浪池は霧島連山の火山活動により4万年前にできたと言われています。大浪池は透明度が高いそうで、どこから見ても青々としたコバルトブルーの色合いが本当にきれいでした。

 

 

 

そして、この辺りから茶褐色の山道になります。

 

大きな岩が少ないので、登りとしては歩きやすい場所でした。下りの場合は滑りやすい場所もあるので注意が必要です。

 

 

頂上は360度の絶景!

 

茶褐色の山道を歩いていくと岩だらけの頂上が見えてきます。

 

この辺りは溶岩がゴツゴツして歩きにくいので、ゆっくり歩いていきます。

 

 

 

岩の上にたくさん人がいるところが頂上です。

 

景色がいいのでのんびりしている人が多かったです。

 

 

 

そして、頂上です。

晴れていると360度の眺望です。どこを見渡しても九州の美しい景色が見渡せます。

 

 

あいにく、私が訪れた日は霞んでいてはっきりとした景色は見えませんでした。天気が良くても景色がきれいに見えるという訳ではないんですよね。それが山の難しいところです。北アルプス辺りでは夏場だと午後になるとガスってしまい、景色が見えませんよね。

 

 

 

「韓国岳(からくにだけ)」という名前の由来は、「朝鮮半島まで見渡せるから。」という説がありますが、実際には山頂から朝鮮半島は見えないとのことです。私自身はこの辺に土地勘がないので、景色を見てもどこが何なのかさっぱり分かりませんでした。そして、古くは「唐国岳」と記載されることもあったそうですが、現在は韓国岳という表記のようです。山の名前の由来ってはっきりと分かっていないものが多いですよね。

 

 

 

そして、頂上からは火山活動中の「新燃岳」(写真手前)と高千穂峰(写真奥)が見えました。

 

高千穂というと宮崎県北部にある高千穂峡を思い出しますが、それとは全く別物です。位置も違いますよね。

 

 

 

高千穂峡の記事はこちらから♫

 

 

下山はピストンコースで!

韓国岳は「大浪池」(写真正面)周辺を一周してえびの高原に戻る周回コースもありますが、翌日のことも考えてピストンコースにしました。東京を出発した日に登山をするのはむずかしいことではないですが、移動が多くてハードなので無理をしないプランにしました。

 

 

 

ピストンコースは約2時間40分のコースです。

韓国岳は登り始めから眺望がよく、遮るものが何もありません。登り甲斐がない割には景色がとても良く、とても楽しめる山です。

 

 

 

 

写真左奥に見えるのが桜島です。

 

鹿児島に行くまで桜島がこんなに大きいと思っていなかったので、とてもびっくりしました。九州はゆかりがないので今まであまり興味を持っていなかったんですよね。桜島というと噴火のイメージはありましたが、大きさまでは把握していませんでした。

 

 

地方登山の良さは、山だけではなく旅と同じように現地のことを知ることができることです。普通の旅のように観光などをする余裕はあまりありませんが、普段行かないところに行けるのでとても楽しいです。

 

 

 

そうこうしているうちにあっという間に下山しました。ピストンコースは一度通った道を通るので楽でいいですね。

 

帰りのバスは16時ですが、14時半に下山してしまいました。

 

 

 

アクセスについては別記事にしているのでこちらから♫

 

 

 

感想

韓国岳は最短コースが約2時間40分という気軽な山です。その割にはどこを見渡しても美しい景色が広がっていて、何度でも行きたいと思う満足できる山です。

 

東京からのアクセスもよく、始発便の飛行機で羽田を出発すると、その日のうちに登頂が可能な山でもあります。九州というと東京から遠いイメージですが、首都圏近郊の山に行くのと時間的にはあまり変わりませんでした。移動は長いですが、九州遠征をするなら初日に登りやすいのが韓国岳です。鹿児島から遠征をスタートする人にはおすすめな山です。

 

 

 

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