【東京から日帰り登山】富士山が見える!ヤマツツジがきれいな”御前山”!アクセスは?

【東京から日帰り登山】富士山が見える!ヤマツツジがきれいな”御前山”!アクセスは?

山梨県の大月市に御前山(ごぜんやま)があります。御前山というと奥多摩のイメージが強いですが、山梨県にも同じ名前の山があるんです。

御前山にはいくつかのルートがありますが、今回は猿橋駅から出発しました。猿橋駅は以前、百蔵山に行った時に利用した駅です。駅北側の田舎町がとてもきれいで、大好きな地域です。御前山へは南口から出発します。南側は北側ののどかな田園風景と違って、少し荒れたような自然の多い地域でした。

このルートはあまり人が利用していないような感じでした。登山口の看板はあるのですが、こんなところ入っていくの?という若干不安を感じる荒れた道でした。

このルートにはいくつも山があります。どの山も途中までは同じルートです。

台風の後のような荒れた山道でしたが、新緑はとてもきれいでした。人が少ない山というのもあり、植物を堪能することができました。

あまり人気のない山なのか、倒れている木が多く荒れていました。今まで行った山の中で一番整備されていなかったです。この写真ではそうではありませんが、動物がいろいろ出そうで怖さを感じる山でもありました。1人でいくのはあまりオススメしないコースです。

ヤマツツジが至るところに咲き乱れていました。まだ7分咲きぐらいでした。

しばらく登っていくと可愛らしい手書きの看板がありました。

山道は木々に囲まれていて、眺望がいいというわけではないのですが、時々こんな景色に出会えます。天気が良かったので遠くの山まで見ることができました。

全体的に山道はとても狭く、滑りやすいところも多かったです。新緑の季節のせいもあるのか、草木が生い茂っていました。

道幅がこれしかないので、一歩間違うと滑落してしまいます。整備された山でもないので注意が必要でした。

御前山に行く途中には神楽山があります。看板では分岐しているように思えるのですが、神楽山の山頂は行き止まりになっているので、登ってもまたここに戻ってくることになります。神楽山の山頂はここから5分ぐらいです。

こちらが神楽山の山頂です。とても狭く、景色は何も見えません。周囲は木々に囲まれていて、敢えて立ち寄るような場所ではなかったです。

時々こんな岩場もありました。本当にどこも狭いので、空いていなければ登ることが難しい山です。木々も生い茂っているので、時々バックパックが引っかかったりしました。ちょっと歩きにくい山です。

そして御前山の山頂です。1時間20分ぐらいで山頂にたどり着きました。山頂は近くにある高川山にとても似ていました。とても狭く岩場になっていました。

全体図はこんな感じです。この看板のそばは崩れた岩に囲まれているので、近くまで行くのが少し難しかったです。こんな頂上は初めてでした。

頂上の南側は絶景です。覆われている木がないので、あたり一面を見渡すことができます。

こんな岩場がたくさんあります。平面がない頂上なんです。

標高の低い山なので他の山々を見下ろすことはできません。他の山との距離もとても近かったです。

本来はこの松の木の奥に、富士山が見えるそうです。晴れているのに残念と思っていたのですが、晴れすぎていると逆に見えないんだそうです。特に夏場は見えにくいそうです。意外ですよね。登山者のおじさんが教えてくれました。

これが断崖絶壁です。岩場に乗って写真を撮っていますが、一歩間違えば落ちてしまいます。ご注意ください。

小さな桜のような花が咲いていました。この季節は花々が本当にきれいです。

ここが分岐点でした。予定では九鬼山方面に向かい、菊花山を経て大月駅に向かう予定だったのですが、間違えてここで大月駅方面に進んでしまいました。このルートでも間違いではないので、問題はありませんでした。

このルートは行きよりも更に荒れていました。こちらは大きな木が3本倒れている写真です。写真で見えているのは倒れた木の根です。この先は岩場が多く、ロープを伝って岩場を渡りました。登山に慣れていない人にはオススメしないルートです!とても荒れていて、非常に歩きにくいルートでした。地面は乾燥していて滑りやすかったです。

どこの山にもある光景ですが、本当に台風の後のようでした。いつもこういう山なのかは分かりません。

登山口の近くに鳥居がありました。鳥居から入山していないので、不思議な気がしました。

その後はまた山道を歩きます。この辺りは尾根のような感じで、どこを歩いても良さそうな開放感がありました。

奥多摩を思わせるような小さな橋がありました。元々は水が流れていたような感じでしたが、周囲に水気はありませんでした。

登山道らしい細い道を通れば、この山道は終わりです。このルートの登山は終盤です。

ねずみさんのような葉っぱに出会いました。登山はたくさんの発見があります。

そして、厄王山の鳥居をくぐると出口です。あっという間に下山しました。

ここからは大月駅まで歩きます。3時間半の短い登山なので、あっという間に下山しました。GWの最中なので、混んでいなそうで、まだヤマスタを持っていない山をセレクトしました。その甲斐もあり、山はほぼ貸切状態でした。新緑とヤマツツジはとてもきれいでした。ただ荒れ果てていたので、2度目は行かなそうな山です。山頂で出会った登山者が言っていましたが、途中でマムシに出会ったそうです。山なので蛇に会うことは多数ありますが、今後行かれる方はお気をつけください。

 

 

アクセス


JR中央線・猿橋駅または大月駅より徒歩。

 

 

 

大月・御前山(ごぜんやま)


標高:730m

標高差:登り438m/下り420m( 猿橋〜神楽山〜薬王権現ルート)

難易度:中級★

歩行時間:3時間30分

ヤマスタ:有り(中央線沿線の山)

 

 

 

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