東京都の端に檜原村があります。位置でいうと奥多摩のすぐ下にある村です。秋川渓谷で有名な地域でもあります。以前、日の出山から下山した際に初めて利用したのが武蔵五日市駅でした。その武蔵五日市駅から行ける山が浅間嶺(せんげんれい)です。浅間嶺にはルートがいくかありますが、今回は払沢の滝入口からのルートにしました。なぜならそこには日本滝百選に選ばれている”払沢の滝(ほっさわのたき)”があるからです。
武蔵五日市駅からはバスで行くことができます。行き先は時間帯によって違います。私の乗ったバスは数馬行きでした。詳しくは京王バスのサイトでお調べください。
払沢の滝入口で下車すると、すぐ正面に看板があります。
道なりに進んでいくとヤマツツジが出迎えてくれました。
その先に”ほっさわばし”があります。ジブリの世界に入り込んだような森の世界でした。
そしてここが滝の入口です。小まめに看板があるので、とてもわかりやすいです。滝百選に選ばれているだけあって、とても整備されています。
入口には素敵な喫茶店がありました。早朝だったので閉まっていました。
その先を進んでいくと、軽井沢を思わせるような雰囲気が漂っていました。新緑の季節ということもあり、本当に素敵な森という感じでした。
奥多摩を思わせるような川が続きます。この辺りは水場が多く、本当にキレイな場所です。奥多摩登山が好きなのも、他の地域と違い水場が多いからです。
入口から歩くこと約15分。とうとう滝にたどり着きました。早朝のため貸切でした。朝8時前ぐらいでした。五日市駅からのバスではそれなりに登山客はいましたが、満席になるほどではありませんでした。
払沢の滝です。落差は60mです。川苔山の百尋ノ滝と比べると水量が少ないと感じましたが、水の勢いが強く、非常に見応えのある滝でした。冬には結氷し、とても美しい滝です。近年は全面結氷することは稀になったそうですが、それでもとても美しい場所です。夏とは違う美しさがあります。
水が透き通っていて、とてもきれいでした。
周囲には紅葉などが多く、紅葉の季節もとても美しい場所です。季節により違う美しさを感じれるため、いつ訪れても楽しめる場所です。ただ、この辺りにはいくつかの飲食店と滝しかないので、このためだけに電車を乗り継いでいくことはオススメしません。他の楽しみも作って行った方がいいです。檜原(武蔵五日市)は都心からは約2時間かかります。
アクセス
武蔵五日市駅から京王バスで約25分。払沢の滝入口下車。運賃は470円。
払沢の滝(ほっさわのたき)
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿
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