【山小屋】《百名山》予約は1ヶ月前から!常念岳にある”常念小屋”!食事の時間は?

【山小屋】《百名山》予約は1ヶ月前から!常念岳にある”常念小屋”!食事の時間は?

常念岳にある山小屋といえば「常念小屋」です。

 

常念岳はアルプスの中では初心者向けと言われている山です。そのコースはさまざまです。縦走コースでいうと表銀座や蝶ヶ岳がとても人気が高いです。

 

 

そんな常念岳にある唯一の山小屋が常念小屋です。

 

常念岳は日帰りで登る方もいますが、かなりの健脚者じゃないと厳しいです。

 

 

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常念小屋!

常念小屋は常念乗越にある唯一の山小屋です。

 

 

常念岳の一般的なコースは一ノ沢と三股ですが、縦走路であれば大天井岳などの表銀座コースや蝶ヶ岳コースがあります。ピストンコースでも縦走でも、いろいろなコースを選べるのが常念岳の特徴です。

 

 

そして、その通過点にあるのが「常念小屋」です。

 

その時のコースにもよりますが、無理をしない山行であれば通過する時に一泊すると安心な場所にあるのも常念小屋です。

 

 

★常念小屋

【所在地】常念乗越

【標高】標高2,450m

【営業期間】4月26日〜11月3日(雪の状況によって変動あり)

【直通電話】090-1430-3328

【収容人数】収容186名 

 

◆宿泊料金

【1泊2食】大人14,000円

【1泊夕食付き】大人12,500円

【1泊朝食付き】11,500円

【素泊まり】大人10,000円

 ※〈中学生割引〉宿泊代割引・食事割引無し:-2,000円

 ※〈小学生割引〉宿泊代割引:-4,000円/夕食割引:-500円/朝食割引:-500円

◆テント幕営:1人:2,000円(トイレチップ含)

 

 

 

予約は1ヶ月前から!

山小屋の予約で重要になるのが、いつから予約ができるかということです。

 

今まで泊まったことのある山小屋のほとんどは1ヶ月前から予約が可能でした。燕山荘グループだけは1ヶ月前からの予約ではなく、シーズンスタートと同時にシーズン中の予約ができます。そういう山小屋の場合は先の予約が埋まってしまうので、早めに計画を立てないと予約が取りにくいんです。

 

 

さて、常念小屋はどうだったかというと「1ヶ月前から」予約ができます。

 

1ヶ月前というのは「1ヶ月前の同じ日」のことです。これが山小屋によって違うのでちょっと紛らわしいんですよね。

 

 

 

予約方法は電話のみで、受付時間は【8:00-19:00】です。

 

山小屋の予約はこれが一番面倒です。最近はネットで予約できるところも増えてきましたが、まだまだ電話のみの小屋が多いです。

 

 

今回、1ヶ月前の日が仕事だったので、予約は同行者にお願いをしました。やはり電話はなかなかつながらなかったとのこと。シーズン中に電話予約のみというのはさすがにハードルが高いです。それでも30分くらいかけ続けて何とかつながったとのこと、そして無事に予約ができた!とのことでした。

 

山なので電話がつながりにくかった理由が電波の問題なのか、回線が混雑していたのかその他理由があったのかは不明ですが、1ヶ月前の日に電話すると予約はとれるようです。

 

 

同じ北アルプスにある槍ヶ岳山荘の場合は瞬時に予約が埋まってしまうので、そういうものかと思いましたが、常念小屋はそうでもないようでした。実際に予約状況を見ても、日付が近くなっても空いている日がほとんどでした。日頃からそこまで予約が大変な小屋ではないのかもしれません。

 

 

★常念小屋の予約方法

【予約開始日】1ヶ月前の同日より

【予約方法】電話のみ:山小屋直通電話 090-1430-3328

【受付時間】8:00-19:00

 

 

遅い到着の人が多い?ご飯の時間は受付順に決まる!

チェックインは入口入ってすぐ右手のカウンターでできます。軽食の注文と同じ場所です。

 

 

これと言ってむずかしいことはなく、名前を聞かれたり、ご飯の時間を確認されたりのみの簡単なものでした。他の山小屋と同じような感じです。

 

ただし、電話予約のみなので、予約者名を間違えて聞き取っていることが多々あるようで、私たちの名前もすぐには見つかりませんでした。お互いに少し焦りましたが、無事に名前を発見できて安心しました。電話予約はこれが怖いです。

 

 

縦走の人がやっぱり多いようで、他の山小屋に比べると到着が遅い人がとても多かったです。私たちは13時すぎに到着しましたが、他にチェックインをしている人はいませんでした。

 

 

ご飯の時間は、受付順に決まるようでしたが、基本的に変更はできないようでした。日の入りと日の出の時間と合わない時間がよかったので、いろいろと相談したのですが変更はできませんでした。日の出を見るにはちょうどいい時間だったので納得できましたが、そうでない場合は朝食はつけない方がいいと思います。今まで泊まった小屋は事情を話すとご飯の時間が変更できたりしたので、少し面倒だなと感じました。

 

 

★チェックイン

【場所】入口入ってすぐ右手

【ご飯の時間】受付順に決まる

【支払い方法】チェックイン時に現金のみ

 

 

部屋からは槍ヶ岳が見える!

部屋は別館の2階でした。別館といっても、常念小屋はそこまで大きい山小屋ではないので、館内の移動はとても簡単で距離も近いです。

 

今まで泊まった山小屋はハシゴで1段目と2段目に分かれている少人数タイプの部屋でしたが、今回は和室の部屋に十数人が寝るタイプの部屋でした。

 

 

 

コロナ禍とあって、ひとりずつ頭のところにはアクリル板のようなものが置かれていました。個人的にはこれがとても快適だったので、コロナが終わっても置いてほしいです。

 

 

 

 

廊下はこんな感じです。右手にあるのが靴箱で、これは各部屋の入り口の横についていました。小さい小屋なので荷物を置けるような場所はなく、廊下にびっしりとザックを置くような感じでした。他の小屋に比べるとちょっと使いにくい感じではありました。

 

 

 

私が泊まった部屋の外には槍ヶ岳が見えました。

 

夜は真っ暗で何も見えなかったので日が昇った後に気づき、とても感動しました。これだけでも十分に行く価値のある小屋だと思いました。紅葉シーズンもとてもきれいそうな景色でした。

 

 

チェックイン後は部屋に行き、自分の寝床を確保しました。チェックインが早かったので私たちの他はひと組みしか到着しておらず、寝床は選び放題でした。私は山小屋ではあまり眠れないのと、トイレがとても近くなるので、入口付近の場所を取りました。

 

 

夕食の前に日の入りを楽しめた!

夕食が日の入り後だったので、夕食前に日の入りの景色を堪能しました。

 

小屋泊はご飯の時間に左右されてしまうので、それに合わせて日の入りや日の出の景色を楽しむ必要があります。ご飯の時間って山ではとても厄介なんです。

 

 

 

こちらが常念乗越の東側の景色です。

 

日が落ちていくのとは逆側の空ですが、とてもとてもきれいでした。常念乗越や燕岳は東側に山がないので、日の出や日の入りがとても美しく、楽しめるんですよね。それを知っている中で大天井岳に泊まったら、方角がとても微妙でそれらを楽しむことができませんでした。大天井岳は太陽からとても遠いんですよね。

 

 

 

こちらが西側の空です。手前に見える建物が常念小屋です。

 

常念乗越の西側には槍ヶ岳や穂高連峰があります。

 

 

この日は雲がかかっていたのでお日様ははっきりとは見えませんでしたが、これだけはっきりと槍ヶ岳が見えていたので十分満足でした。いつか雲のない日の入りも見てみたい気はしますけどね。

 

 

時間になったら食堂の近くに並んで待機!

食堂は1階の入口の近くにありました。

 

時間はいくつかに分かれていて、時間になると食堂近くに並んで待機するという仕組みでした。時間になり、食堂の準備ができると順番に案内されました。

 

 

こちらがご飯のチケットです。チェックインの時に時間が決まり、これを渡されます。

 

 

 

こちらが夕食です。

 

ご飯とお味噌汁はおかわりが自由、小屋のスタッフに声をかけると新しい器に入ったものがそれぞれ配られます。配られる時にこちらが手を出すと怒られるので、テーブルに置いてもらうのを黙って待つのが正しいようでした。2022年は小屋にコロナの陽性者が出て、一時的に小屋を閉鎖しているのでその影響が大きいようでした。

 

 

燕山荘グループと比べてしまうとやっぱりちょっと物足りなさを感じはしますが、量自体はとても多く、私は半分ぐらいしか食べられませんでした。山に行くと食欲がなくなるので私は基本的に山では食べられません。

 

 

 

 

こちらが朝食です。

 

右上のおかずは梅干しかと思って食べたら”がんもどき”でした。

 

 

小屋泊のいいところは荷物が少なくて済むところです。毎食分を持参しなくていいのはとても助かります。それでなくても出発日のご飯や行動食などでかなりの荷物になってしまうし、温かいご飯が食べられるというのはとても幸せなことだと山に行くといつも思います。

 

 

グッズはどんなものがある?

山小屋といえば楽しみなのが山小屋オリジナルのグッズだったりします。

 

常念小屋HPにはグッズについて詳しい記載がなかったので、どんなものがあるのか楽しみにしていました。

 

 

 

グッズは一般的なものから、タンブラーやエコバッグ、クマ鈴などいろいろありました。Tシャツも数種類あり、その中のひとつはノースフェイスとのコラボの商品でした。どこの山小屋にも言えることですが、Tシャツはやっぱり高いです。それでも、山小屋のTシャツってなんか欲しくなってしまいます。

 

この売り場は入口の脇にあり、その前にストーブがあったり、食事の時に人が並ぶところでもあったりするので、とても見にくい場所にあります。なので帰る時に買うのが一番いいような気がしました。早い人はもう出発している時間で、のんびり下山する人だけが残っている時間だととても買いやすいです。

 

 

燕岳同様に朝日を楽しめる山!

常念乗越は燕岳同様に朝日を楽しめる山です。

 

その理由はすでに書いたように常念乗越の東側に景色を遮るような山がないからです。

 

 

 

 

常念小屋の入り口には、このように天気予報が掲示されています。どこの山小屋にも似たようなものはありますが、不便な山小屋ではとてもありがいものです。

 

山小屋ではいつもあまり眠れないので、朝も早く目が醒めることが多いのですが、この日は全く起きれませんでした。大部屋だった割には物音を感じなかったんです。そんな訳で目が覚めたのは4時半頃でした。朝日を見るために慌てて外に出ました。朝日は日が完全にのぼる前の方が空がきれいだからです。

 

 

 

外はまだ真っ暗でした。(写真の問題で明るく見えますが、実際は真っ暗です。)太陽のように見えるのは月です。この日はスーパームーンだったので月がとても大きいんです。

 

写真をよく見ると山頂の近くに明かりが見えます。みなさん日の出に間に合うように山頂に向かっている様子でした。他の山からもその明かりが見えるものなんですね!

 

 

 

常念岳もこのとおり、たくさんの人が日の出前に登っていました。

 

常念岳は岩がゴツゴツしていて登りにくいので、暗闇でも登れる方はすごいと思いました。まだ完全に日が落ちていない夕暮れですら、私は少し怖かったです。

 

 

そんな感じでみなさん、それぞれの場所で日が昇るのを待ちわびます。

 

どこの山でも同じですよね。

 

 

 

そして、日が昇ってきました。

 

この時期だとちょうど正面に日が昇ってきます。

 

 

写真はたくさんあるのですが、インスタに載せているのでここではこの1枚にします。

 

 

山によっては角度や位置が悪く、日の出が見えにくいところもありますが、ここではとてもきれいに見えました。これだけのために登る価値はあると思います。

 

 

 

携帯の電波について!

最後に携帯の電波についてです。

 

携帯はつながりにくいという情報がありました。実際に数年前に常念乗越に行った時も場所によって繋がるところとつながらないところがありました。

 

 

たしか前は常念小屋のHPに電波について記載があったような気がしました。そこにはドコモは○、auは△、ソフトバンクは×と書いてあった気がしました。定かな記憶ではないのですが、大体どの山も同じ結果なので間違いではないような気がします。

 

私自身はソフトバンクなので、つながらないだろうと思っていたのですが、小屋の中でも部屋の中でもどこでも電波は入りました、想像以上に電波はよかったです。寝る場所がよかったのか、部屋がよかったのか、その辺はよくわかりませんがとりあえず小屋の中ではどこでも電波は入りました。なので、電波についてはあまり心配しなくても大丈夫だと思います。他の山小屋よりも通じやすい印象でした。

 

 

 

感想

常念小屋は口コミがあまりよくない印象があり、不安に思っていたのですが、実際には快適に過ごせる山小屋でした。時々、疑問を感じる点はありましたがコロナ禍の中での営業なので仕方ないんだろうなと思いました。

 

他の山小屋に比べると予約が取りやすく、直前でも満室になっていないことが多いので利用しやすい山小屋だと思います。すぐに予約の埋まってしまう燕山荘や槍ヶ岳山荘と比べると、気楽に予約できるイメージです。

 

 

また、常念乗越は平な広場のようなところがあり、外で過ごしやすい地形になっています。そして、たまたまなのか、9月上旬でも全く寒くなかったです。

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