【東京から鹿児島遠征】《百名山》羽田から4時間半!鹿児島空港から韓国岳の登山口へのアクセス!

【東京から鹿児島遠征】《百名山》羽田から4時間半!鹿児島空港から韓国岳の登山口へのアクセス!

九州には百名山が5座あります。(屋久島は離島のため今回は除外します。)その5座をどう回るか?というのは九州遠征をする上で重要になりますが、それについては前回の記事に書きました

前回の記事はこちらから♫

 

今回は実際に【東京から1泊2日で鹿児島2座を登った行程】についてご紹介します。現地では車ではなく、公共交通機関を使用したプランになります。

 

 

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1日目のスケジュール

 

◆1日目 東京⇨鹿児島⇨韓国岳

【飛行機】羽田空港〜鹿児島空港

 【バス:行き】
   ① 鹿児島空港〜丸尾① 
   ②丸尾①〜えびの高原

 【韓国岳登山】

 【バス:帰り】
   ①えびの高原〜 丸尾①
   ②丸尾③〜 霧島神宮駅

 【電車】霧島神宮駅〜鹿児島中央駅

 【ホテル】鹿児島中央駅知近く

 

 

【飛行機】まずは東京から鹿児島へ!

 

まずは東京から鹿児島に飛行機で移動します。

 

 

羽田空港からは4つの航空会社(JAL、ANA、スカイマーク、ソラシドエア)が、そして成田空港からはジェットスターが鹿児島行きの便を出しています。今回は1日目に霧島山に向かうので、鹿児島空港から霧島方面に向かうバスに合わせたフライトを選びました。

 

私の場合はそれ以前にJALのマイルを貯めているので、今回も迷わずJALを選択しました。ここ数年のコロナ禍でマイルが貯まる一方だったので、今回のフライトはマイルを使用しました。

 

 

私のように航空会社にこだわりのない場合は、単純に時間に合わせた便を選ぶのがいいと思います。

 

次の移動⇨

【バス】9:40 鹿児島空港〜10:14 丸尾① ※空港から霧島方面への始発便です。

始発の次の便:11:10 鹿児島空港〜11:44 丸尾① ※バスの本数が少ないので始発を逃すと到着がとても遅くなります!

 

 

羽田から鹿児島へのフライト

★羽田空港発
【JAL0641】《日本航空》6:25 羽田 – 8:15 鹿児島
【SKY0301】《スカイマーク》6:35 羽田 – 8:25 鹿児島
【ANA0619】《ANA》6:45 羽田 – 8:35 鹿児島
【SNJ0071】《ソラシドエア》7:40 羽田 – 9:30 鹿児島 ※次に乗るバスの発車時刻まで10分しかないのでNG

★成田空港発
【GK621】《ジェットスター》8:10 成田 – 10:20 鹿児島 ※次に乗るバスの発車時刻を過ぎているためNG

 
 
 
 
調べてみると、バスの始発便に間に合うフライトは3便でした。このどれかに乗ればバスには十分間に合います。
 
 
 
飛行機は遅延することもとても多い乗り物です。実際に鹿児島行きのフライトでは、機内預け荷物を運ぶ機械が壊れたという理由で20分ぐらい遅れて離陸しました。もともと霧島方面行きのバスの始発が遅かったため、定刻で到着すると1時間以上、鹿児島空港で待たなければいけないスケジュールだったので、遅延しても焦ることはありませんでした。
 
 
 
 

荷物は機内持ち込みにできる?ストックはどうする?

飛行機での登山遠征は今回が初めてだったので、荷物を機内持ち込みにする方法を事前に調べました。遠征で泊まりだったので日帰り登山よりは荷物が多かったので、ザックは30Lのものを持っていきました。事前に測ったら機内持ち込みに問題のない大きさでした。航空会社によって荷物の規定は違うので、事前に調べる必要があります。
 
 
そして、みなさん心配されるのが登山用のストックです。ネットで検索してみると、ストックは機内に持ち込めるとか持ち込めないとか、書き込んでいる人によってさまざまな情報がでてきました。
 
 
 
航空会社に問い合わせをするのは面倒だったので、一番信憑性のありそうな記事を信じて準備をしました。ストックは60cm以下であれば機内持ち込みが可能!何かに包んで梱包すれば、問題なく機内持ち込みができる!と書いてあったので、その通りにしました。
 
 
 
私のストックは縮めた状態で57cmぐらいだったので、大きさ自体はクリアしました。梱包はストックを購入した時についてきたカバーに入れて、カバーについていた紐でぐるぐる巻きにしました。
 
 
 
本当にこれで大丈夫なんだろうか?と思ったのですが、羽田についたら同じようにストックを梱包している登山者がいたので安心しました。その方は飛行機での遠征に慣れているような雰囲気でした。
 
 
 
実際に保安検査場では何も言われず、すんなりと通過することができました。羽田は以地方空港に比べてゆるいので、いつでも荷物についてあまり指摘をされないイメージがあります。実際に復路で鹿児島空港の保安検査場を通過した時には、ストックの正式な長さを測りたいので袋から出すように言われました。
 
 
事前に測って行ったとおり、ストックは60cm以下だったので通過ができましたが、地方空港は検査場がとても厳しいです。帰りこそ、注意をして荷物の準備をした方がいいです。まあ、もし機内持ち込みがだめでも、預け荷物にすればいいだけのことなのですが、時間がないなどの事情がある場合には注意が必要です!
 
 
 

★国内線の機内持ち込み荷物の規定

【JAL】 ※座席数によって持ち込み可能な荷物の大きさは異なる
 ・身の回り品1個と手荷物1個/10kgまで
 《座席数100席以上》3辺の合計115cm以内/55cm×40cm×25cm以内
 《座席数100席未満》3辺の合計100cm以内/45cm×35cm×20cm以内

【ANA】※座席数によって持ち込み可能な荷物の大きさは異なる
 ・身の回り品1個と手荷物1個/10kgまで
 《座席数100席以上》3辺の合計115cm以内/55cm×40cm×25cm以内
 《座席数100席未満》3辺の合計100cm以内/45cm×35cm×20cm以内

【スカイマーク】
 ・身の回り品1個と手荷物1個/10kgまで
 
《サイズ》3辺の合計115cm以内/55cm×40cm×25cm以内

【ソラシドエア】
 ・身の回り品1個と手荷物1個/10kgまで
 《サイズ》3辺の合計115cm以内/55cm×40cm×25cm以内

【ジェットスター】
 ・身の回り品1個と手荷物1個/7kgまで
 《サイズ》56cm×36cm×23cm以内

 

各航空会社の国内戦の荷物規定を調べてみましたが、ジェットスター以外は同じでした。縦走用の60Lなどのザックでない限り、どこでも機内持ち込みができそうです。一泊程度の荷物の場合は、行きの空港で荷物が10kgを超えていることはないと思うので問題ないと思います。飲み物などの重いものは現地調達をすれば問題ないと思います。

 

また、ジェットスターについては、プランによって荷物などの制限が異なるので、どのプランを選択したかがとても重要になります。逆にいうと、プランによって制限が変わるのはちょっと面倒な仕組みでもあります。

 

 

 

遅延したけど鹿児島に到着!

遅延はしたけれど、無事に鹿児島空港に到着しました。

 

バスまで1時間以上の時間があったので、到着時間はしっかりと確認しませんでした。私の記憶ではそこまで大幅に遅延していなかったと思いまします。余裕を持った便に乗ってよかったと思いました。

 

 

鹿児島空港は想像よりは大きい空港でした。宮崎空港よりは大きい空港だったように感じました。鹿児島空港からは屋久島をはじめとした離島への乗り継ぎ便が出ています。GWという時期のせいもあったのか、鹿児島で降り立つ人よりも、乗り継ぎをする人の方が多いようでした。

 

 

 

 

【行き】空港から霧島方面へ!丸尾①で乗り換えが必要!

鹿児島空港から霧島方面にはバスが出ています。

 

空港の外に出るとすぐバス乗り場があります。そして乗り場のすぐ脇にはバスチケットの券売機があります。切符を買わなくてもバスには乗れますが、地方のバスはSuicaやPASMOが使えなかったりするので、券売機で買ってしまった方が楽です。

 

 

★空港から霧島へのアクセス

《バス①》 
 【バス会社】鹿児島交通
 【行き先】霧島いわさきホテル
 【乗車停留所】9:40 鹿児島空港 9番のりば
 【降車停留所】10:14 丸尾①

《バス②》 ※丸尾で乗り換えが必要です。
 【バス】霧島連山周遊バス
 【行き先】高千穂河原
 【乗車停留所】10:30 丸尾①  ※丸尾には丸尾①〜丸尾⑤まで5つのバス停があります。
 【降車停留所】11:00 えびの高原

 

 

鹿児島遠征で一番大変だったのは移動でした。乗り換え自体は調べて行けばそんなにむずかしくはないのですが、乗り換えの度に何十分もの待ち時間が発生します。

 

東京や関東の感覚で行くと、それが本当に苦痛です!何を待っているのか?と思うほどに全ての乗り換えで待ち時間が発生します。バスや電車の本数が少ないのは仕方ないと思うのですが、乗り換えで待たされるのは苦痛です。これはバスに限らず電車も同じでした。詳細は後で書きます。

 

 

 

丸尾①の停留所のすぐ隣には「霧島温泉市場というお土産屋さんがありました。

 

バスが来るまで、みなさんここでお土産を見たりしていました。

 

 

 

 

敷地内には足湯もありました。

 

軽食なども売っているので、休憩している家族連れが多かったです。

 

 

★霧島温泉市場
【住所】鹿児島県霧島市牧園町高千穂3878-114
【電話番号】0995-78-4001
【営業時間】8:30~18:00
【定休日】不定休(店舗によって異なる)

 

 

【行き】丸尾①からえびの高原へ!羽田からえは約4時間半!

行きの丸尾①では15分程度の待ち時間だったので、あっという間にバスが来ました。丸尾①からえびの高原までは30分弱でした。

 

同じ韓国岳に登るだろう登山者は途中でみんな降りてしまい、えびの高原で降りたのは私だけでした。他のルートで登ったり、つつじを見るためにひとつ手前で降りたようでした。

 

 

この日の朝に都内の自宅を出発し、羽田から約4時間半で韓国岳の登山口「えびの高原」に到着しました。

 

遠いようで意外と近い気がしました。普段、関東近郊の山に日帰りで登る時も、アクセスに5時間ぐらいかかることがあるので、それを考えると地方でも意外と近いなと思いました。私の場合は、自宅から谷川岳や那須岳に行くのと、えびの高原に行くのは同じぐらいの時間です。

 

 

羽田からの移動時間

【羽田発】6:25

【鹿児島空港着】8:15

【えびの高原着】10:56

【羽田からの移動時間】約4時間半

 

 

やっとここまで着いた!という感じがしますが、まずは帰りのバス時間を最終確認します。えびの高原からの帰りのバスは13時と16時の1日2本しかありません。えびの高原に到着したのが11時なので、登山をする時間を考えると実際に帰りに乗れるバスは16時の1本のみです。

 

 

 

 

百名山なのにアクセスがとても悪いです。

 

なんとしても帰りは16時のバスに乗る必要があります!

 

 

次の移動⇨

【帰りのバス】16:00 えびの高原〜16:26 丸尾② 

 

 

【登山】韓国岳登山

韓国岳の登山については別記事にします。

 

こちらからご覧ください♫

 

 

【帰り】えびの高原から鹿児島中央駅へ

帰りはホテルのある鹿児島中央駅へと向かいました。

 

えびの高原から鹿児島中央駅に向かうためには、途中までバスで行き、そこからは電車に乗り換えが必要になります。【空港〜えびの高原間】よりも少し面倒で複雑な乗り換えになります。

 

★えびの高原から鹿児島中央駅へのアクセス

《バス①》
 【バス】霧島連山周遊バス
 【行き先】丸尾②
 【乗車停留所】16:00 えびの高原
 【降車停留所】16:26 丸尾② ※丸尾①の向かい側にあります。

《バス②》
 【バス会社】鹿児島交通
 【行き先】国分駅
 【乗車停留所】17:03 丸尾③ ※丸尾②からは徒歩2分ぐらいです。
 【降車停留所】17:31 霧島神宮駅

《電車》
 【路線】日豊本線
 【特急】特急きりしま13号 ※特急券は乗車券と一緒に券売機で購入できます。
 【乗車駅】17:41 霧島神宮駅
 【降車駅】18:31 鹿児島中央駅

 

帰りのバスは丸尾までは行きと同じです。ただひとつ注意なのが、丸尾のバス停です。

 

丸尾には丸尾①〜丸尾⑥までのバス停があります。どれも徒歩圏の近い場所にありますが、行き先によってバス停が変わるので注意が必要です。

 

 

 

帰りは丸尾③から乗って霧島神宮駅で降りました。そこで電車に乗り換えです。バスを降りてから電車に乗るまで約10分ほどしかなかったのですが、とても小さな駅なので時間には余裕がありました。特急券は券売機で乗車券と別で購入しました。座席は自由席だったので、乗車券+特急券の購入だけで簡単に乗ることができました。

 

 

 

ここまでのバスの乗り継ぎなどに比べたら、特急きりしまへの乗り方はとても簡単でした。GWだというのにとても空いていて、地方旅行の良さを感じました。

 

 

 

車窓からは桜島は見えました。

 

こんなに大きな島だと思っていなかったので、とても壮大に感じました。そんなことをしているうちにあっという間に鹿児島中央駅に着きました。霧島神宮駅から鹿児島中央駅までは約50分だったので、とても早く感じました。

 

 

翌日の開聞岳のことを考えて、鹿児島中央駅のすぐ近くのホテルに泊まりました。慣れない地域に行く場合は駅近に限ります。特に早朝に出発しなくてはいけない登山の場合は、近いに越したことはないです。

 

 

 

感想

東京の自宅を出発した日に韓国岳に登りました。時間的には問題なくこなせるスケジュールにしていましたが、実際に行ってみても問題なくクリアできるスケジュールでした。

 

ただ、移動がとても多いので、長距離移動をすると疲れてしまう方には向かないコースです。そういう方は前泊をして登った方がいいと思います。旅ではなく登山なので、体調に影響の出るスケジュールはおすすめできません。

 

 

私自身は日頃からハードな日帰り登山や旅行をしていたりするので、特別ハードなプランには感じませんでした。元気がある方なら全然できるプランだと思います。

 

 

この翌日は開聞岳に登ったのですが、それについては別記事にします♫

 

 

 

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