百蔵山登山の帰りは猿橋に立ち寄りました。猿橋とは猿橋駅からほど近いところにある日本三奇橋のことです。
百蔵山の登山については別記事をご覧ください。
こうして見るとただの木造の橋に見えます。これだけでも風情があってとても素敵なのですが…
橋の下は実はこうなっているのです。
すごく不思議な造りだと思いませんか?猿橋は両側が崖になっています。狭い渓谷の中に架けたた橋なんです。通常なら橋脚で支えながら橋をかけるそうです。しかし、ここではそれができませんでした。こういう場所によくあるのが吊り橋です。そこを敢えて吊り橋ではなく、このような橋を作ったのです。よく見ると橋の下に瓦屋根のようなものが幾重にも重なっていますよね。これは木造で作ったために、腐食しないように付けられたものだそうです。とても面白い構造ですよね。
猿橋からはこんな景色が見えます。猿橋だけでも美しいのですが、この光景もとても素晴らしいものでした。
そして橋の下に広がるのはエメラルドグリーンの美しい桂川です。岩手の厳美渓や宮崎の高千穂を彷彿させる美しさです。大月市にこんなに美しい景色があるなんて、今まで知りませんでした。
そして反対側に見えるのは、美しい自然です。咲き乱れる桜と川の美しさが素晴らしいです。
川も山も桜も美しいです。ここは新緑も紅葉も美しい場所です。猿橋って他には何もない田舎です。特別、絶賛するものがあるわけではありません。でも、本当に心惹かれる場所です。奥多摩よりも美しく、都心からの距離も奥多摩とかわりません。
どこからも美しいです。この周辺にはたくさんの紫陽花が生えています。数にして約3000本だそうです。この写真の手前もすべて紫陽花です。毎年6月にはあじさい祭りが開催されます。
桂川の隣には猿橋公園があります。上の写真の桜並木のすぐ隣にあります。写真はないのですが、遊具などもあり家族で楽しめる場所でした。また、その公園から川に下りられるようになっています。夏には川遊びなどもでき、休日に楽しめるスポットです。
公園の桜は見頃でした。子供から大人までにオススメの場所です。
アクセス
JR猿橋駅から徒歩15分。
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