【東京から日帰り登山】《百名山》雪山デビューにオススメの”赤城山”装備は何が必要?

【東京から日帰り登山】《百名山》雪山デビューにオススメの”赤城山”装備は何が必要?

霧氷がとてもきれいな赤城山に訪れました。前夜から雪が降り続けたため、新雪の世界に出会えました。(2019年11月30日)。2018年よりも一週間早く訪れたのですが、その時はうっすらと雪がある程度でした。一週の違いで冬の季節は変わります。

 

前回の記事はこちらから♫(晴天の霧氷バージョンです)

 

 

赤城山はどこにある?

赤城山(黒檜山)は群馬県沼田市に位置しています。都内から車で2時間ほど。関越道は混むことがあまりないので、渋滞もせずに時間通り到着することが多いです。すぐ近くには赤城神社があるので、トイレなどは充実しています。

 

駐車場はどこがいい?

いつも決まって黒檜山登山口から登り始め、駒ヶ岳登山口に下山します。赤城神社から黒檜山登山口までの間には、駐車場がいくつかあります。黒檜山登山口に近すぎるところに停めると下山後、とても遠く感じます。なので、2つの登山口の中間あたりに停めるのがオススメです。

 

初めての雪山でも登れる?

赤城山は百名山の中も初級の山です。黒檜山登山口からの登りは狭い岩場を進んでいくので、若干登りにくさはありますが、誰でも登れるレベルのルートです。岩が多いので雨上がりや雪の状態によっては、滑りやすいことはあるかもしれません。それでも気を付ければ大丈夫なレベルです。

寒すぎてあまり写真を撮る余裕はなかったので、山道の写真はあまりありません。山道はこんな感じで、ある程度雪が積もっていました。この日は前日から雪が降り続けたので、新雪でした。雪国育ちの人はわかると思うのですが、新雪のメリットは凍っていないところです。人が踏み潰して歩いた後が凍ってしまうと、とても滑りやすいのですが、新雪の場合は凍っていないので歩きやすいです。

赤城山は霧氷がとても美しい山ですが、この日も本当に美しかったです。ただし、赤城山は本当に寒いです。この地域だけいつも気温が異常に低いです。この日も氷点下10度近くあったと思います。車から降りるのを躊躇するほどでした。

 

ここまでくるとこれは霧氷なのか、よくわかりません。昨年よりも凍っていました。一周ずれるだけで山の景色はがらりと変わります。

絶景スポットです。晴れている日だと360度見渡せるのですが、何も見えませんでした。それ以上にここは木が少ないので、寒すぎてすぐに撤退しました。晴天の写真は前回の記事をどうぞ♫

 

頂上はこんな感じです。ここで休憩をしてる人たちがいましたが、とてもじゃないけれど休憩できる気温ではありません。登山口から黒檜山までは1時間半ぐらいなので、休憩する必要はありません。寒くてスマホも電源が落ちてしまいました。寒すぎると充電がすぐなくなってしまうので、ホッカイロで温めることがオススメです。この日はそれを忘れていました。なんとかYAMAPは無事だったので、登山記録は無事に残せました。

 

道はこんな具合です。私はゲイターも軽アイゼンも使いませんでした。特に必要さを感じなかったからです。アイゼンをつけている人もいましたが、つけていない人の方が多かったです。あとは長靴の人もいました。

私と同行者はどちらも雪国育ちで雪に慣れています。この日が雪山デビューだったのですが、雪に慣れている人にとってはこれぐらいの雪山は全然大丈夫だと思います。慣れていない方がどうなのかは正直わかりません。登山というより雪道を歩いた感じでした。

 

下山は駒ヶ岳登山口へと下りました。こちらは岩場がなく下りやすいので、下りはこちらの方が楽だと思います。後半は階段が多いのですが急なわけでもないので、ゆっくり降りれば大丈夫です。

下山中ふと振り返ると霧氷がとても美しかったです。赤城山は本当に本当に美しいです。

駒ヶ岳に向かう途中はなだらかで景色がとてもきれいです。

 

駒ヶ岳周辺は雪が少なかったです。黒檜山に比べて日当たりがいいのかもしれません。このあたりは土が出ているところが多かったです。ここから一気に下山しました。

初めての雪山にオススメといわれている赤城山ですが、雪に慣れている方はなんの躊躇もなく登れると思います。黒檜山からの上りは岩場が多いため、雪の状態によっては滑りやすいこともありそうです。とは言え、短いルートなので雪山初心者にオススメの山です。

 

 

赤城山(黒檜山)


標高:1,828m

標高差:登り483m/下り465m

難易度:初級★★☆☆☆

歩行時間:黒檜山ルート/4時間弱

ヤマスタ:有り(百名山)

 

 

 

 

百名山カテゴリの最新記事