冬といえば温泉!というわけで新潟の越後湯沢にいってきました。
ウィンタースポーツをする人にはお馴染みの地域ですが、そうでない場合はあんまり馴染みがない地域かもしれません。越後湯沢って名前は聞いたことがあるけど、どこにあるの?って思ったりする場所でもあります。
しかし、都内から新幹線で1時間半ぐらいで行けるので、とてもアクセスが良く、行きやすい温泉地なんです。
そんな越後湯沢駅付近にはたくさんの温泉宿がありますが、今回は「湯けむりの宿 雪の花」に泊まってきました。雪の花は2019年4月にオープンしたまだ新しい宿です。
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越後湯沢ってどこにある?東京からのアクセスは?
越後湯沢駅は新潟県の湯沢町にあります。
新潟県最南端にあり、群馬県と隣接しています。すぐ近くには谷川岳があります。上越新幹線のルートでいうと谷川岳より先が新潟県、谷川岳より手前が群馬県です。新潟県内で東京から最もアクセスしやすいのが湯沢町です。
湯沢町は特別豪雪地帯に指定されていて、たくさんのスキー場があります。苗場スキー場やGALA湯沢スキー場が有名ですが、どの他にもたくさんあります。それぐらい雪に恵まれた地域です。
そして、湯沢町は川端康成の「雪国」の舞台になった場所でもあります。
東京駅からは上越新幹線で約1時間20分です。上越新幹線はいくつか種類がありますが、どれに乗ってもこれぐらいで到着します。本当にあっという間に着いてしまいます。
★東京からの新幹線でのアクセス
【上越新幹線】とき or たにがわ
《とき》新潟行き
東京、上野、大宮、熊谷*、本庄早稲田*、高崎、上毛高原*、越後湯沢、浦佐、長岡、燕三条、新潟
※停車駅は便によって異なります。*は一部の列車のみ停車します。
《たにがわ》越後湯沢駅 or ガーラ湯沢駅行き
東京、上野、大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎、上毛高原、越後湯沢、ガーラ湯沢
【所要時間】1時間半程度
【運賃】指定席:6,790円/自由席:6,260円(特急券含む)
越後湯沢駅周辺にはたくさんの温泉宿があります。駅から徒歩圏にたくさんの宿があり、現地でのアクセスがとても簡単です。湯沢町はとてもこじんまりとしているので迷うこともなく、どの宿もすぐに辿り着けます。それも越後湯沢のいいところです。
谷川岳の記事はこちらから♫
”越後湯沢温泉 湯けむりの宿 雪の花”
越後湯沢駅から雪の花までは徒歩3分です。
本当にとても近いので、どんなに大雪の日でも宿に辿り着けないということはないと思います。それぐらい近いです。そして、駅から宿の間にはコンビニがあるので買い物にも困りません。
こちらがフロントです。左側のドアが入り口です。
そして、ドアの右側にあるのが靴箱です。この宿は入口で靴を脱ぎ、靴は靴箱に預けます。館内の床はすべて畳でできていて靴下で館内を歩く仕組みです。スリッパなどはありませんが、部屋には作務衣用の靴下があります。
写真右側にあるのはコーヒーと紅茶です。24時間利用できます。
フロントの向かい側です。和モダンのデザインがとても素敵でした。
入口の外にはスキー用のロッカーと更衣室がありました。みなさんそこでウエアに着替えているようでした。
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢317-1
【電話番号】025-785-2177(直通)
【チェックイン】15:00-19:00
【チェックアウト】11:00
【客室】86室
【駐車場】36台
【Wi-Fi】無料
【ロッカー】スキーロッカーと更衣室あり。
フロントの近くに売店、アメニティ、色浴衣がある!
フロントのすぐ近くに色浴衣がありました。部屋には作務衣がありますが、浴衣を着たい場合はここから持っていきます。
浴衣のすぐ前にアメニティがありました。
最近はどのホテルでもアメニティはフロントの近くにありますよね。部屋には歯ブラシしかなかったので、他のものが必要な場合はここから持っていきます。大浴場にはこれとほぼ同じアメニティが置かれていました。
「和スイート」客室風呂付き(温泉)!
客室にはいくつかのタイプがありますが、大きく分けるとお風呂付きかシャワーブース付きかの違いです。客室風呂付きのお部屋は2種類あり、温泉かそうでないかを選ぶことができます。温泉のお部屋の方が料金が高いです。
★客室
【特別室】天然温泉露天風呂付き/定員4名/64~66平米
【和スイート】客室風呂付き/定員4名/41-53平米
※客室風呂は温泉とそうでないタイプがあります。温泉の方が料金が高いです。
【和トリプル】客室風呂付き/定員3名/40平米
※客室風呂は温泉とそうでないタイプがあります。温泉の方が料金が高いです。
【和ツイン】シャワーブース付き/定員2名/23平米
【和ダブル】シャワーブース付き/定員2名/23平米
今回泊まったお部屋は「和スイート/客室風呂付き(温泉)」です。
メインの客室です。
写真に写っていない部分には「化粧台、クローゼット、テレビ」などがありました。また、各部屋に加湿器がありました。そして、枕元のコンセントはUSBもついていました。
もうひとつの客室です。
もともとが4人部屋なので、2名で泊まってもベッドルームは2部屋あります。2名で泊まったのでこのお部屋は使用しませんでした。
トイレです。
手洗い場もついていました。そして何よりいい香りがしました。
コーヒーブースです。(正式な名前はわかりません。)
共立リゾートではお馴染みの場所です。どの宿にもこれがついているイメージです。コーヒーだったり、お茶だったり、内容は宿によって異なります。
コーヒーです。
コーヒーは豆から自分で挽くタイプでした。お部屋にコーヒーミルがあるなんて贅沢です。コーヒーの味はとてもおいしかったです。
洗面台です。
アメニティは歯ブラシがありました。後はハンドソープ、ドライヤーなどがありました。タオルは客室用と大浴場などの持ち歩き用が用意されていました。写真は撮りませんでしたが、共立リゾートお馴染みのカゴのバッグに持ち歩き用のタオルセットや靴下などが入っていました。ドアの向こうが客室風呂です。
客室風呂です。
右側にある白いボタンを押すとお湯が出てきます。自動では止まらならないので好きな量のところで、もう一度ボタンを押してお湯を止めます。
※お風呂には、シャンプー、リンス、ボディソープがありました。
昼間はブラインドの向こう側に雪景色が見えました。とてもとても贅沢なお風呂でした。大浴場には1度しか行かず、このお風呂ばかりに入りました。とても快適でした。
利き酒が楽しめる!しゃぶしゃぶがメインの夕食!
夕食の時間は2部制(17:30頃/20:00頃)でチェックインの時間によって決まります。この日は到着が18時すぎだったので夕食は20時からになりました。
ご飯の会場は個室タイプでした。
十分な広さがあるのでとても快適でした。広さがあるので子供連れでも利用しやすい空間でした。本当に何においても館内のデザインが全て素晴らしかったです。さすが共立リゾート!という感じです。
食事会場の入口には「利き酒処」がありました。
ここで1人2種類の日本酒をいただけます。日本酒の種類は日替わりだそうです。コロナの関係で今は受け取りに行くのは1人にしてくださいと言われました。
この日はこの2種類でした。飲んだ感じは雪の花の方が私は好きでした。私は水のような薄い味の日本酒が好みです。この翌日に飲んでとても美味しかった日本酒が松乃井酒造のものでした。後になって、この時のんだ雪の花が松乃井酒造でつくられたものだと知りました。松乃井の日本酒は水々しくてとても美味しいです。
この日のメニューです。
「心ばかり」と「〆膳」は選択式でした。下のメニューは日によって変わるものもあるので、上のメニューを見て選んでくださいと言われました。
「心ばかり」は右上の甘鯛のみぞれ掛け、「〆膳」は浅利と山菜のわっぱ飯にしました。
一汁三菜です。(メニューのタイトルで書きます)
お刺身もいくらと蟹のおこわもとても美味しかったです。この他に柑橘系の食前酒がついていました。
焼き八寸です。
どれも美味しかったのですが、右上のアスパラ豆腐が好きでした。
台の物です。
お魚のしゃぶしゃぶって普段はあまり食べないのでとても新鮮でした。しゃぶしゃぶはお肉の人もいたので、プランによってメニューが違うようでした。
心ばかりです。
甘鯛のみぞれ掛けを選びました。
〆膳です。
お腹がいっぱいで全然食べられませんでしたが、浅利のわっぱ飯と書いてあったのに、いくらがたくさんのっていて嬉しかったです。おいしかったので全部食べたかったです。
デザートです。
イチゴがのっているのがほうじ茶プリンだったのですが、甘すぎずとてもおいしかったです。上品なお味でした。
全体的にとても美味しい夕食でした。ただ、非常にペースが早く、どんどん運ばれてくるので食べるのがとても大変でした。もっとゆっくり食べたかったです。遅い時間の夕食だったからスピードが早かったのかわかりませんが、他の宿でこんなにペースが早かった経験はありません。それだけがとても残念でした。
夕食が終わる頃に朝食の時間を聞かれました。朝食も2部制で時間は自分で選ぶことができました。遅い時間の方が人気があるようで、早い時間をすすめられましたが、8時15分以降の遅い時間帯を選びました。
朝食もボリュームがある!お粥かご飯を選べる!
朝食は8時15分以降にしたので、朝はゆっくりできました。
朝食会場は夕食と同じところでした。8時半すぎに会場にいったら、入口のところで少し待たされて、準備ができたところから案内される仕組みでした。後半の時間は人気があると言われましたが、そこまで混雑しているわけではなかったです。時期的にスノボやスキーをしに来ている人が多かったので、早く出発したのかもしれません。
余談ですが、日本人のお客さんは少なく、ほとんどが外国人観光客でした。みなさんウィンタースポーツをするために来ているようでした。
朝食のメニューです。
朝食でも選択するものがふたつありました。ひとつ目は「友の物」です。温泉卵、納豆、焼き海苔からひとつ選べました。ふたつ目は「食事」です。白粥かご飯を選べました。
真ん中にあるお鍋が「のっぺい汁」です。出汁の味がする汁物でした。
写真を撮り忘れましたが、木箱の2段目にはお魚や新潟名物の栃尾の油揚げが入っていました。どちらも火を通しているそうですが、お好みで焼いて食べてくださいとのことでした。栃尾の油揚げは焼いて食べるととてもおいしかったです。
後で運ばれてきたのがこちらの小鉢です。桜エビのお豆腐がとてもおいしかったです。デザートのお汁粉のようなものは温かくてとても美味しかったです。
この他に柑橘系のジュースと飲むヨーグルトがついていました。
朝食もとても美味しかったです。夕食同様に朝食もボリュームがあり、お腹がいっぱいになりました。全体的にとてもセンスが良く、楽しんでご飯を食べられました。お粥ではなく、ご飯を選びましたがお粥の方が美味しそうでした。
記事が長くなったので「貸切風呂」などについては別記事にします♫
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