この夏は北アルプスの燕岳に行ってきました。そこで利用したのが燕山荘です。
燕山荘は燕岳山頂から約30分の距離にあり、ほぼ頂上に泊まることのできる山小屋です。
燕山荘は現代型の山荘です。中に入るとすぐ受付があり、web予約をした人は受付にあるiPadで各自チェックインを行います。そして、すぐ隣でお会計をするという流れです。その後、部屋を案内してもらえます。600人収容できる大型の山荘ですが、午後13時ぐらいでも受付は並ぶほど混んでいませんでした。中房温泉から燕山荘までは約5時間なので、大体昼過ぎにはみんな到着するようでした。受付をした順にお部屋に案内され、ご飯の時間も到着順に決まります。
私たちは一番奥の部屋でした。複雑な造りなので入口から考えると3階です。他の入り口からだと1階になります。部屋には扉はなくカーテンで仕切られていて、ひと部屋6名まで泊まることができます。1階とハシゴを登った2階がありました。
ひと部屋はこんな感じです。枕はと毛布は6名分。敷布団は3枚分あります。基本的には1畳2名で寝るシステムです。余程の混雑ではない限り、6名うまるということは無いみたいで4名で利用しました。全員が女性でした。2名ずつのグループだったので、真ん中は布団を敷いただけで誰も使用しませんでした。
山小屋だけど布団も部屋も快適でした。寝袋式と書いてありましたが、普通の布団と毛布でした。窓があるので星空も部屋から見ることができました。
見えにくいのですが、写真のハシゴの奥に靴箱があります。受付で名前を書くタグがもらえます。それを靴につけて、ここに入れるというシステムです。靴を間違えられたり、無くなったりするケースも多いそうですが、そういうことはありませんでした。
最近ニュースでもよく見受けられますが、山小屋やテントで登山グッズを盗まれるケースが多いようです。鍵付きのホテルと違い、あくまでも雑魚寝という形なので注意は必要です。
山で気になるのがトイレ事情。山によっては、使用済みのトイレットペーパーを持ち帰りするところもあります。また、トイレにトイレットペーパーを流すことができないのが一般的で、大概の場合は備え付けられたゴミ箱に捨てるという感じです。
燕山荘はどうかというと、トイレがとにかくきれいでした。山小屋とは思えないきれいさで、匂いもあまりしませんでした。トイレットペーパーは便器に捨てることが可能でした。また、私の部屋から近かったトイレには洗面台が3つ付いていて、鏡もありました。
なので、トイレに関しては心配する必要はありません!
夕飯の時間は到着時間で決まります。定かではありませんが、確か20分で食べなくてはいけない決まりがあります。ご飯、お味噌汁、お茶は自分でよそいます。テーブルごとにお釜やお鍋がおいてあるのですが、誰にでも手の届く場所というわけではないので、同じテーブルの人と協力して食事をします。
夕飯の時にはオーナーのお話会があり、スクリーンで映像を見せながら山の解説などをしてくれるので、とても勉強になりました。名物のホルンも吹いてくれたのですが、あいにく隔離部屋でのご飯だったのでホルンは見れませんでした。
こちらは朝食です。
朝食は4:15~6:15までに4回あり、好きな時間にいくシステムです。大体の人は日の出を見たり縦走をするので、早い時間の方が混んでる感じでした。(早い人は3時ぐらいから活動してました。)
ご飯の時間の少し前になると、食堂の外には列ができていました。この日は日の出が5時過ぎだったので、私は最終回の6:15に行きました。一番最後だったせいかとても空いていました。
廊下などに朝食の時間が掲載されていました。
続きは別記事にします。
コメントを投稿するにはログインしてください。