【東京から日帰り登山】《百名山》青春18きっぷで行く”天城山”!どれぐらいお得になる?アクセスは?

【東京から日帰り登山】《百名山》青春18きっぷで行く”天城山”!どれぐらいお得になる?アクセスは?

 

 

前回、”青春18きっぷ”についての記事を書きました。

 

今回はどんな山におすすめな切符なのかを具体的に書きたいと思います。

 

 

以前にも少し触れましたが、意外と遠くて交通費が思ったよりもかかり、その割に標高差の小さい登り甲斐のなさそうな百名山、そういう山って程よい距離でもなかなか行けません。私の中で東京を拠点にそれを考えた場合、真っ先に思い浮かぶのが「天城山」です。過去に何度も行ってみようと思ったことはあるのですが、この運賃をだして登りたいという気持ちにどうしてもなれませんでした。

 

 

しかし、交通費が安く済むのなら百名山を踏破するために、すぐにでも行きたい山でもあります。

 

そんな時におすすめなのが”青春18きっぷ”なんです。

 

 

青春18きっぷ

【料金】大人12,050円(1日2,410円×5回分) ※子供料金の設定なし

【回数】5回分のセット(1枚で購入することは不可)

【切符タイプ】フリーパス(乗り降り自由)

【利用可能な電車】全国のJRの普通列車

【座席】自由席

 

 

青春18きっぷの詳細に関してはこちらから♫

 

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天城山ってどこにある?

 

 

”天城山”は静岡県にある伊豆半島の中央部に位置しています。

 

伊豆は温泉街や観光スポットがたくさんあり、とても人気のエリアです。

 

 

しかし、難点なのが想像よりも意外と距離があるということです。

 

 

伊豆や伊東あたりは神奈川から近く、感覚的にもっと近いような気がするのですが、

 

新宿からは2時間半〜3時間かかります。

 

 

 

 

★アクセス

【電車】都内〜JR伊東線「伊東駅」

【バス】伊東駅より「天城東急リゾートシャトルバス」約1時間

 

 

 

通常の運賃はいくら?どれぐらいお得になる?

 

 

東京から天城山に行くにはまず「伊東駅」に行く必要があります。

 

出発地はそれぞれ違うと思うので、今回は「新宿駅」スタートで書こうと思います。

 

 

 

新宿から伊東駅まで行くルートはいくつもあります。

 

タイミングによっても路線や乗り換えは変わったりはしますが、代表例をあげてみまようと思います。

 

 

新宿からは小田急線でも行くことができます。

 

JRより運賃が安く、通常運賃が一番安いのは小田急線を利用した場合です。

 

 

最終的にはJR東海道本線に乗り換えるので、JRだけで行った場合と同じ路線を利用することになります。

 

 

★小田急線の場合 片道:小田原乗換1,573円/藤沢乗換1,939円

【小田急線】新宿〜小田原または藤沢 

・上記のどちらかでJRに乗り換え

【JR東海道本線】小田原または藤沢〜熱海

【JR伊東線】熱海〜伊東

※伊東行きの場合は熱海での乗り換えは不要

 

 

小田急線は、小田原と藤沢どちらで乗り換えるかによって運賃が変わります。

 

JRにより長く乗車した方が運賃が高いです。

 

 

★JRの場合 片道2,310円

【JR山手線】新宿〜品川

【JR東海道本線】品川〜熱海

【JR伊東線】熱海〜伊東

 

 

JRの場合はタイミングによっては他の路線の場合もあります。

 

どのJRを利用しても運賃は同じです。

 

 

 

「青春18きっぷ」は1日2,410円でJRの普通列車が乗り放題のきっぷです。

 

どちらの路線を使った場合でも、青春18きっぷを使った方が安くなります。

 

 

 

 

 

 

日帰りで行っても登れる?標準タイムは?

 

 

そして、他記事でも書いたように日帰りで地方に登山に行く場合には、

 

何より重要なのが、歩行時間と最速で登山口に到着できる時間です。

 

 

 

天城山は百名山の中でも初心者向けの山です。

 

バス停のある「天城高原ゴルフコース」から入り、天城山を一周するコースが一般的です。

 

 

このコースの標準タイムは4時間半です。

 

標高差が700mほどなのでそこまできつくない山です。日頃からある程度歩いている方なら、標準タイムを大きく超えることはないと思います。(あくまでも私の感覚なので、確実にそうとは言い切れません。)休憩時間を入れたとしても5時間半ぐらいだと思います。

 

 

★天城山

【標高】1405m

【標高差】登り709m/下り709m

【歩行時間】4時間半

【歩行距離】約8km

 

地方や自宅からそれなりに遠い山に行く場合は、6時間以下のコースがおすすめです。

 

これは私自身が山を決める時にいつも目安にしている時間です。

 

 

それは6時間を超えてしまうと登山口に早朝に着かないと難しいことが多いからです。

 

 

これはあくまでも公共交通機関を使った場合です。

 

車で行く場合で登山口に早朝に到着できる場合には、これはもちろん当てはまりません。

 

 

 

始発で行くと何時に着く?

 

上記にもあるように天城山は、電車だけでは行くことができません。

 

伊東駅から登山口までは1時間バスに乗る必要があります。

 

 

そのため、電車だけではなくバスの時間も考慮した計画が必要です。

 

 

 

 

 

こちらはとある土曜日のJRの始発を検索したものです。

 

JRだけで新宿から伊東に行く場合、一番早く伊東駅に着く時間は7:49です。(2020年7月10日現在)

 

 

 

その後、伊東駅からはシャトルバスに乗る必要があります。

 

 

 (出典:天城東急リゾート)

 

 

伊東駅から天城山へのシャトルバスは1日5本しかありません。

 

運行間隔もあいているので注意が必要です。

 

 

さきほどの電車の時間と合わせると第2便のバスに乗れそうです。

 

2便:伊東駅 7:55発-天城高原ゴルフコース 8:50着

 

 

 

このルートでは一番早くて8:50に登山口に到着することができます。

 

準備などをしても9時すぎから登ることが可能です。

 

 

標準タイムが4時間半なので、休憩等を入れても14時〜15時には下山することが可能です。

 

 

 

始発で行っても下山はこの時間になってしまいます。

 

私なら2便でしか行きません。3便は登り出しが昼近くで遅過ぎるからです。

 

 

日の長い季節なら3便でも可能だとは思いますが、山は早く登って早く下るのが一番です。

 

余裕をもったスケジュールがおすすめです。

 

 

 

東京から日帰りでも登れる!

 

 

総合的な結果としては、日帰りでも都内から行くことは可能です。

 

検証したとおり、青春18きっぷを利用した方が確実に安いです。

 

 

登山では高速バスを使うことも多いのですが、伊豆や伊東までは東京からちょうどいいバスが出ていません。

 

そして、電車だけではなくバスの利用もあるので、意外とお金もかかります。

 

 

青春18きっぷは期間限定の切符なので、どうしても使用時期が限られてはしまいますが、

 

とてもお得になる切符なのでおすすめです。

 

 

また、伊豆や伊東にはたくさんの温泉もあるので、帰りに立ち寄ることも可能です。

 

 

そして、天城山はお花がとても美しい山として知られています。

 

春から秋にかけてはたくさんの花が咲き乱れるのでとても美しいです。

 

 

 

伊豆についての記事はこちらから♫

 

 

 

 

 

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