【東京から日帰り登山】《2020年版》”青春18きっぷ”で行く百名山!どんな山におすすめ?

【東京から日帰り登山】《2020年版》”青春18きっぷ”で行く百名山!どんな山におすすめ?

 

 

東京都内から公共交通機関を使って山に行くのは、時間もお金も意外とかかります。

 

 

大抵の山は最寄駅から登山口まではバスで行くことが多く、

 

登山口の最寄駅からのバスと電車の時間が合わないということも多々あります。

 

車がない場合の百名山へのアクセスは、日帰りだと時間的に厳しいこともとても多いです。

 

 

 

そして、意外と高いのが電車代です。

 

登山で地方に行く場合はJRを利用することが多いのですが、往復にすると結構お金がかかります。

 

 

 

そんな時にとてもおすすめなのが「青春18きっぷ」です。

 

 

普通は登山ではなく、国内を格安で旅したい人が利用する切符ですが、

 

JRで登山口の最寄駅まで行ける山なら「青春18きっぷ」を利用すると通常より安く行けるので、

 

百名山を制覇したい方にもおすすめな切符なんです。

 

 

 

「青春18きっぷ」ってどんなもの?どこで買える?

 

 

「青春18切符」はJRの在来線が全国どこでも1日乗り放題になる切符です。

 

日をまたがない限り、全国どこまでもこの切符ひとつで行くことができる優れものなんです。

 

 

切符は5回分がセットになっていて、購入者だけではなく5 名までのグループで使うことができます。

 

一度に何人かで使って、後日残りを使うことも可能です。

 

 

指定された利用期間中に5回分使えるというものです。

 

 

この切符で乗ることのできる列車はJRの普通列車です。

 

特急などの指定席があるような電車には乗ることができません。

 

 

乗ることのできる電車については、さまざまな条件があるので詳細はJRのHPにてお調べください。

 

とりあえず簡単にいうと「全国どこでもJRの普通列車には乗れる」ということです。

 

 

★青春18きっぷ

【料金】大人12,050円(2,410円×5回分) ※子供料金の設定なし

【回数】5回分のセット(1枚で購入することは不可)

【切符タイプ】フリーパス(乗り降り自由)

【利用可能な電車】全国のJRの普通列車

【座席】自由席

 

「青春18きっぷ」の販売場所は基本的にJRの駅です。

 

 

一番簡単なのは「指定席券売機」での購入です。

 

 

窓口に並ぶ必要がないので、空いていればすぐに購入することが可能です。

 

それが面倒だったりわからない場合は「みどりの窓口」での購入が一番かんたんです。

 

 

★販売場所

・指定席券売機

・みどりの窓口

・びゅうプラザ

・提携した販売場所、旅行会社等

 

 

発売日はいつ?いつでも使える?

 

 

青春18切符はいつでも使えるわけではありません。

 

発売期間と利用期間が決まっていて、その時期のみ利用できる切符なんです。

 

 

発売期間は毎年「春・夏・冬」です。

 

青春18切符という名の通り、長期休みシーズンに使える切符です。

 

 

 

★発売期間・利用期間(2020年)

【発売期間】
春:2020年2月20日~2020年3月31日
夏:2020年7月1日~2020年8月31日
冬:2020年12月1日~2020年12月31日
【利用期間】
春:2020年3月1日~2020年4月10日
夏:2020年7月20日~2020年9月10日
冬:2020年12月10日~2021年1月10日

 

 

大体、毎年この時期に発売されます。

 

長期休みが始まる頃から終わる頃までの期間になっています。

 

 

春と冬の利用期間は約1ヶ月ですが、夏だけは夏休みシーズンに合わせて長くなっています。

 

忙しいシーズンである春冬は使いにくい時期でもあります。

 

 

青春18きっぷは5回分がセットになって販売されるので、5回分を使いきれないと無駄になってしまいます。

 

そういうことから考えても、一番使いやすいのは夏になります。

 

 

夏は登山のベストシーズンなので、全国どこの山でも登りやすい時期です。

 

春冬だと雪などにより、上級者でなければ登れない山もありますが、

 

夏はアルプスを含めて基本的にどこの山でも登れます。

 

 

そして、夏は春と冬に比べて利用期間が長いです。

 

 

1ヶ月だと使えきれないかもしれない?と思ったりしますが、

 

夏は利用期間が1ヶ月半あるので時間的に余裕があります。

 

 

 

第一条件はJRで行けること!

 

 

まず、自宅から登山口近くまでの電車がほぼJRであることが第一条件です。

 

「青春18きっぷ」は全国どこでも使えますが、JR限定の切符です。

 

 

途中で他社の路線に多く乗る場合は、あまりお得にはなりません。

 

 

登ってみたい山だけど、わざわざこの額を出していくほどではないという山はたくさんあります。

 

それは低山だけではなく、百名山にも言えていることです。

 

 

いつもなら躊躇してしまう”登り甲斐のなさそうな交通費の高い百名山”がそれに当たります。

 

東京から行く場合、私の中でパッと思い浮かぶのが「天城山」です。

 

 

詳細については別記事にしますが、日帰りで行ける山なのに意外と交通費が高く、

 

その割には標高差が低く、その額を出して行く気になれないのが天城山です。

 

 

 

そして、「青春18きっぷ」を使う上で最も重要なのは通常運賃です。

 

「青春18きっぷ」は2410円でJRの普通列車が1日乗り放題になる切符です。

 

 

全国を旅したり、帰省する場合に最もお得になる切符ですが、近場でもお得に使うことはできます。

 

それはJRの通常運賃が片道1205円以上かかる場合です

 

 

往復にして通常運賃が2410円より高ければ近場でもお得になります。

 

 

 

 

 

 

日帰りなら歩行時間が5時間以下がおすすめ!

 

 

通常運賃が高いということは、都心からそれなりに遠いということです。

 

そのため日帰りで行くためには歩行時間が短く、駅から登山口までのアクセスがいいことが条件になります。

 

 

最寄駅までは意外と近くても、そこから登山口までが遠い山はたくさんあります。

 

自宅の場所にもよりますが、自宅からの始発時間で最速で何時に着けるかということろがポイントになります。

 

 

「青春18きっぷ」は1日乗り放題の切符なので、日を跨いでしまうと意味がないこともあります。

 

とても遠方の場合にはそれでもお得にはなりますが、微妙な距離の場合には日帰りの方がお得です。

 

 

そのため、歩行時間が5時間以下の山が行きやすいです。

 

歩行時間が6時間を超えてしまうと登山口に早朝に着く必要があり、遠方の場合は日帰りでは難しくなるからです。

 

 

夏は日が長いですが、山は早く登って早く下山するに越したことはありません。

 

 

時々、こんな時間から登るの?という方を見かけますが、

 

余程の上級者でない限り、ギリギリの時間から登るのは避けた方がいいです。

 

 

 

ロープウェイは待ち時間が長いこともある!

 

 

また、登山口からロープウェイを使う山も注意が必要です。

 

ロープウェイを使わなくてはいけない山は、気軽に絶景を楽しめることから登山者だけではなく観光客も多いです。

 

 

人気の山になると時期によっては、ロープウェイが何時間待ちということもあります。

 

安易に安いからというだけで行ってしまうと危険が伴う場合があります。

 

 

例えば百名山である「木曽駒ヶ岳」は時期によっては、ロープウェイが数時間待ちになるそうです。

 

私自身はまだ登頂したことはないですが、ロープウェイが混雑することでとても有名な山です。

 

 

山によって状況は異なるので、日帰りの場合は事前に詳しく調べることがおすすめです。

 

 

まとめ

 

「青春18きっぷ」はよく聞く言葉ではありますが、実際に使ったことのない方も多いです。

 

それは基本的にJRの普通列車を利用する切符なので、移動にとても時間がかかってしまうからです。

 

 

時間に余裕がなかったり、移動に時間をかけたくない方にはとても不向きな切符です。

 

しかし、1日2410円で全国どこまでも行けるという優れた切符です。

 

 

普通列車を乗り継いでいくので疲れることも確かなのですが、ここまで安い切符はおそらく他にはないでしょう。

 

日帰り登山を中心に書きましたが、遠方であれば泊まりでもお得になります。

 

 

登山が好きな方はたくさんいますが、アクセスの問題で遠方になかなか行けない方も多いのが現状です。

 

毎週アルプスに行くような方は基本的に車を持っている方がほとんどです。

 

 

公共交通機関を使って地方の山にいくのは色々な意味でハードルが高いです。

 

意外とお金もかかります。

 

 

登山仲間が多ければ、車で行く方がお得にはなるのですが、

 

2人ぐらいのメンバーであれば「青春18きっぷ」を利用した方が安くなる場合もあります。

 

 

 

地方の山はほとんどの場合、最寄駅がJRなので「青春18きっぷ」で行きやすいです。

 

 

「青春18きっぷ」については私自身もまだ初心者なので、今後追記していこうと思います。

 

 

 

青春18きっぷを登山で使うポイント

JRで登山口の最寄駅まで行けること。

②JRの片道運賃が1205円以上であること。

③遠方の場合は歩行時間が5時間以下の方がいい。

余裕のある時間に登山口につけること。

⑤JRの普通列車で行っても負担のかからない乗車時間であること。

 

 

 

 

 

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