朝顔市で有名な町に「入谷」があります。
入谷は浅草にほど近い場所にあり、上野駅からひと駅のところにあります。
駅前周辺は穏やかで特別なものはないのですが、
浅草寺までも歩いて行くことが可能な場所にあります。浅草寺までは徒歩で約20分ぐらいです。
入谷ってどこにある?
東京メトロ日比谷線が通っていて、
上野駅から下りでひと駅のところにあるのが「入谷駅」です。
駅前周辺は首都高からの車の出入りが激しく、交通量がとても多いです。
また、JR山手線の「鶯谷駅」にも近く、入谷駅からは徒歩約10分です。
朝顔市って?
そんな入谷駅周辺では、毎年7月に「朝顔市」が開かれています。
朝顔市の起源は、入谷駅前にある「真源寺」が関係しています。
江戸時代からこの辺周辺では「朝顔の栽培」が盛んに行われていました。
その朝顔を真源寺で、披露し始めたのが「朝顔市」の始まりです。
今の朝顔市がはじまったのは明治時代になってからのことです。
全国的にも”朝顔の出来がいい”と有名で、その当時から「入谷の朝顔」は有名だったそうです。
真源寺は”鬼子母神”を祀っているお寺!
「真源寺」は入谷駅から鶯谷駅に向かう途中にあります。
入谷駅からは徒歩数分です。
★アクセス
・東京メトロ日比谷線「入谷」駅 徒歩1分
・JR山手線「鶯谷」駅 南口 徒歩5分
そして、真源寺は「鬼子母神」を祀っているお寺なんです。
鬼子母神は「子宝、安産、子育て」の神様として知られています。
真源寺は「恐れ入谷の鬼子母神」として知られている有名なお寺です。
朝顔市限定の”御朱印”と”お守り”がある!
朝顔市の開催中には限定の「お守り」や「御朱印」があります。
御朱印好きな方は、これを目当てに訪れる人も多いのが朝顔市なんです。
こちらが朝顔市限定のお守りです。真源寺で販売されています。
色はこの他に「青」と「紫」がありました。
通常のお守りと比べるととても大きくて、持ち運びには不向きな大きさです。
お札のように家に飾っておくイメージのお守りです。
御朱印は日毎に枚数が決められています。
ご朱印帳に書いてもらうことはできず、予め書いてある紙を配られる形です。この時期はとても混むので、その都度、書くのは不可能だという理由からの対応のようです。限定の御朱印はとても人気なので、朝には完売してしまうそうです。
私も欲しかったのですが、残念ながらその日は完売していました。
欲しい方は早朝に行くのをおすすめします!
60店の朝顔業者が出店している!
朝顔市は毎年7月6〜8日に入谷駅近くの言問通りで開かれているお祭りです。
毎年40万人も訪れる人気のお祭りです。
朝顔市にはとにかく沢山の朝顔が売られています。
それもそのはず!朝顔市に出店している朝顔業者はなんと60店もあるんです。
朝顔市は入谷から鶯谷に向かう「言問通り」の道の真ん中で行われます。
朝顔市の開催中は、言問通りは通行止めとなっています。
★通行止めの時間帯
【1~2日目】12:00-21:30
【最終日】17:00-21:30
道路全体を使って行うお祭りだと知らなかったので、初めて行った時は驚きました。
毎年3日間開催されますが、どの日もとても混んでいます。
お祭り好きな方も多いのですが、朝顔目当てに来る方もとても多いので、本当に混雑するんです。
見たこともない種類もある!
右も左も朝顔一色なので、見たこともない種類のものが売られていたりします。
こんな朝顔あるの?と思うような、とてもきれいなものばかりです。
値段は大体、2000〜3000円前後です。
鉢植えで売られているので、長く楽しめることもポイントです。
たくさんの色があり、とてもきれいです。
たくさんのお店が出店しているため、お店によっても若干の違いがあります。
一色だけの朝顔もあります。
朝顔市で売られているものは、カラフルな物が多いので珍しいです。
朝顔を見たいなら、行く時間に注意する!
朝顔市には注意点があります。
それは、「行く時間に気を付けること!」です。
朝顔は朝に咲く花です。”昼過ぎや夕方に行くと花が開いていない”です。
何も考えずに夕方に行ったので、開いていない花が多かったんです。
鉢植えを購入したいなら、絶対に朝がおすすめです!
せっかく購入するのなら、どんな花が咲くか見てから選んだ方が楽しいと思います。購入するつもりがなくても、きれいな朝顔を見たいなら「朝」がおすすめです。
開いている朝顔のイメージで行ったので、花が開いていないのは本当に残念でした。
写真スポットもある!
近年のインスタの流行りに合わせて、こんな写真スポットもありました。
鉢植えが並んでいる一角にあるのですが、見栄えがきれいでした。
水に浮かべるとまた違った美しさがあります。
家でガラスの器に浮かべても、きれいそうです。
色合いがとてもきれいで、夏の風物詩という感じでした。
夕方に行ったので、花が傷んでいる感じはしましたが、それでもきれいでした。
日本の夏の風物詩の朝顔ですが、実は中国から日本に渡った花なんだそうです。
奈良時代に(平安時代の説もある)遣唐使が日本に持ち帰ったことから、日本に伝わったそうです。
露天は90店ほど出ている!
お祭りなのでもちろん露天も出ています。お店の数はなんと約90店です。
一般的なお祭りという感じのにぎわいで、露天の数もまずまずありました。
ただ、私自身は心惹かれるものがなかったです。
ちょっと面白みに欠けるというか、買ってまで食べたいというものがなかったんです。
朝顔市の開催中は、この周辺のお店もお祭り仕様になります。
この辺りは焼き鳥屋さんや居酒屋が多いです。この期間中はそういった飲食店の店先でテイクアウトの商品を販売しているので、そちらの方がとても美味しそうでした。
どちらにしても、朝顔市は非常に混みます。
下町でお祭りに力を入れているせいもあり、深夜まで混み続けるお祭りです。
朝顔だけを堪能したいなら、やっぱり「朝」がおすすめです。
2020年は通販で朝顔が買える!
コロナウィルスの影響で、2020年の開催は中止になりました。
隅田川花火大会、浅草寺のほおずき市同様に2020年は中止です。
しかし、今年は朝顔を通販で買うことができるんです。
★2020年限定 朝顔の通販
【商品】4色1鉢セット(色は選べません)
【値段】2,000円(税込)
【送料】1鉢につき 1,500円(全国一律)
【配送】朝顔市にちなんで「7月6日」
コロナウィルスの影響で存続の危機に陥っている業者も多いそうです。
お祭りがなくても、ぜひ通販でお楽しみください。
また、この時期は浅草近辺ではお祭りがとても多いです。
浅草寺の「ほおずき市」もとても人気が高いです。
こちらからどうぞ♫
価格:1,200円 |
コメントを投稿するにはログインしてください。