山口県の萩市に”松蔭神社”があります。
萩市は長州藩の拠点だった城下町です。
今でもその面影はたくさん残っていて、観光にとても人気なエリアです。
そして、萩市は山口県の北部に位置していて、日本海に面している町です。
そのため魚介がとても美味しい地域としても知られています。
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松蔭神社ってどこにある?市内を回るなら循環バスが便利!
松蔭神社は萩市の東側にあります。
観光地の城下町エリアから見ても東側です。
・JR山陰本線「東萩」駅より徒歩20分。
・萩循環まぁーるバスの東回りコースで「松蔭神社前」下車。
★電車でのアクセス
【乗車区間】山陰本線「萩」駅〜「東萩」駅
【所要時間】5分
【本数】1時間〜数時間に一本
【運賃】190円
また、萩市には”萩循環まぁーるバス”という市内を循環するバスが出ています。
萩駅や城下町エリアなどの観光地を循環しています。
電車よりも本数が多いので、観光するならバスがおすすめです。
【路線】
・東回りコース(萩駅〜市役所〜松蔭神社など)
・西回りコース(萩駅〜市役所〜城下町〜菊が浜など)
【運行時間】7:00-18:00
【運行間隔】30分
【運賃】1回100円
・1日乗車券 500円
・2日乗車券 700円
松蔭神社へは「東回りコース」で行くことができます。
「松蔭神社前」というバス停で降りるとすぐ目の前が”松蔭神社”です。
境内にあるのは”松下村塾”
松蔭神社の境内には「松下村塾」があります。
松下村塾は吉田松陰の叔父が開いた私塾です。
その後、吉田松陰は幽閉されますが、その時に家族などに講義を始めたのが「松下村塾」です。開いたのは松蔭の叔父なのですが、それを引き継いだ形になります。その後、沢山の人が通うようになり、多くの著名人などを育てました。
沢山の著名人がここの出身です。
初代総理大臣の”伊藤博文”も松下村塾の出身です。
画質が悪いのですが、上の写真の2段目の1番右に写真があります。
すぐ近くには吉田松陰の幽囚された家がある!
ここが吉田松陰が幽囚された家「吉田松陰幽囚ノ旧宅」です。
そして、ここは吉田松陰の実家「杉家」です。
この家にある三畳の部屋に吉田松陰は幽閉されました。
ここが幽囚室です。
1857年に松蔭は、伊豆の下田でアメリカの軍艦に乗り込みました。海外留学が目的だったようです。しかし、乗船は拒否され、江戸で投獄されました。釈放された後、この実家に幽囚されたそうです。
幽囚されたと言っても実家なんですよね。実際に訪れてみても、あまり暗い感じのイメージの部屋ではありませんでした。昔の狭い和室という感じです。
この旧宅は外からしか見ることができません。
そして、平成27年には「松下村塾」と「吉田松陰幽囚ノ旧宅」は世界遺産に登録されました。
合格祈願セットがある!
こういう歴史のある神社なので、学問の神様として有名な神社です。
松蔭神社のお守りには吉田松陰の肖像が描かれているものが多いです。
また、授与品には合格祈願セットというのがあり、その中には学業祈願申込書が入っています。
それには志望校と受験日を書く欄があり、それに記入して社務所に持っていくと合格祈願祭をしてくれるそうです。
★合格祈願セット
・合格祈願のお守り
・合格祈願はちまき
・絵馬
・学業祈願申込書
学業祈願は2種類あり、特別祈願の場合は初穂料3000円がかかります。
これは直接社務所で行ってもいいのですが、現金書留で送る方法もあります。
後日、申込者の名前入りのお札が送られてくるそうです。
ここのおみくじは傘の形をしていて、とても可愛かったです。
あまり見かけないデザインですよね。
近くには”伊藤博文旧宅”がある!
松蔭神社のすぐ近くには「伊藤博文旧宅」があります。
兵庫県知事になるまでここに住んでいたそうです。
伊藤博文はここから松下村塾に通っていたそうです。
松下村塾までは徒歩数分の距離にあります。
ごく普通の昔の日本の家という感じです。
決して広い家ではなく、とても庶民的な家でした。
※2020年1月〜2021年3月まで工事のため、一般公開は中止されています。
周辺はとても長閑!
萩市は城下町といっても、とても長閑な田舎町です。
松蔭神社周辺もとても長閑で、そこまでたくさん見どころがあるわけではないのですが、
ゆったりと昔の文化に触れたい方にはとてもおすすめのスポットです。
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