宮崎県に”西都市(さいとし)”という街があります。
西都市は古墳の町として知られていて、「西都原古墳群」は日本最大級の古墳として有名です。
市内のいろいろなところに埴輪がいたりします。
そんな西都市にうなぎで有名な「うなぎの入船」というお店があります。
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お店はどの辺にある?
宮崎市内からは車で約40分、北上したところにあります。
国道219号線を少し入ったところにあります。
【住所】宮崎県西都市大字南方3316-3
【電話番号】098-343-0511
【営業時間】11:00-14:30/16:30-20:00
【定休日】火曜休み(月によって変動あり)
【駐車場】あり
お店のすぐ前には小さな神社「南方神社」があります。
神社といっても、田舎によくある小さな公園のような感じです。
初夏の季節にはあじさいが咲いていて、とてもきれいな場所でした。
うなぎの名店”入船”
「入船」は明治27年創業の老舗のうなぎ屋さんです。
入船はうなぎの名店として全国に知られていて、いつ訪れても長蛇の列ができているそうです。
この日は夜18時すぎに立ち寄りました。夕ご飯にしては早めの時間だったこともあり、並ばずに席に案内されました。それでも店内は家族連れで賑わっていて、観光客よりも地元のファンが訪れている感じでした。お年寄りも多かったです。
宮崎県のうなぎの生産量は、全国でトップクラスです。
なので、宮崎県内にはたくさんの鰻屋さんがあるんです。
その中でも「入船」はとても人気のお店なんです。
こんがりと炭火で焼かれたうなぎ!
入船のうなぎは炭火焼です。
焦げ目がつくように、こんがりと焼かれています。
こちらは「うなぎ丼」小サイズの定食です。
うなぎの定食にはいくつか種類がありますが、量が多いので女性なら小サイズでちょうどいいと思います。
★定食
・うなぎ丼 2760円/うなぎ丼(小) 1630円
・定食 3510円
・定食上 5270円
・特上 6270円
うなぎ丼は2種類で、写真のようにご飯の上にうなぎがのっています。
定食はうなぎは別盛りです。
ご飯とは別にうなぎが盛ってあるので、うなぎの量が多いです。
うなぎをたくさん食べたい方は定食の方がおすすめです。値段が高いほどうなぎの量が多いです。
呉汁って何?
そして、特徴的なのが「呉汁」です。
「呉汁」は大豆を水に浸して潰したものをお味噌汁に入れたものです。
宮崎だけではなく、全国的な郷土料理なんだそうです。
この呉汁が定食についているのが「入船」の特徴です。
その味はというと、たぶん好き嫌いが分かれる味です。
大豆のペーストの味が濃く、お味噌汁の感じはしませんでした。
私は正直あまり好きではありません。このお店がというより、呉汁に抵抗があります。ひと口食べてみて美味しいとは思ったのですが、食べているうちに苦手かも…と思いました。呉汁を食べたのはこの時が初めてだったので、奇妙な食べ物に思えてしまいました。
しかし、これが好きで入船に通う人も多いそうです。
うなぎの味は?
うなぎの味はいうと、とても美味しかったです。
入船のうなぎは、鹿児島県産と宮崎県産のみ使用しているんだそうです。
そして、うなぎはこんがりと焼かれているけれど、中はふっくらとしていました。
うなぎの臭みを消すために長めに焼いているそうです。
そのせいか臭みは全く感じませんでした。
タレは甘めでうなぎとの調和がよく、とても美味しかったです。
入船は老舗というだけあり、とてもこだわっている鰻屋さんという感じでした。お客さんは次から次へと入ってくるので、時期や時間によってはとても混雑するお店だと思います。地元のリピーターがとても多い店だそうです。旅行でいくのなら、時間を考えて立ち寄った方がいいと思います。
呉汁は好きになれませんでしたが、全体的にとても美味しいお店でした。
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