出雲というと思い浮かぶのが”出雲大社”です。
出雲は島根県の東部に位置し、県庁所在地である松江市の隣にあります。
出雲大社はパワースポットとしても人気で、全国から多くの観光客が訪れる場所です。
日本海に面していることから、魚介類がおいしい地域としても知られています。「ノドグロ」「アジ」「カレイ」の中でも厳しい審査に通過したものが選ばれる「どんちっち三魚」が特に有名です。とにかく新鮮でどの魚介もとても美味しいんです。
そんな島根ですが、出雲で有名なグルメに「出雲そば」があります。
出雲そばって何?どんなもの?
出雲そばは「日本三大そば」のひとつです。
長野の「戸隠そば」、岩手の「わんこそば」と並ぶ有名なお蕎麦なんです。
島根の土地は痩せていて、農作物が育ちにくい地域でした。そんな中で栽培しやすかったのが「そば」でした。そばは寒い地域でも育てやすく、収穫までの期間が短い農作物なんだそうです。島根の環境にとても合っていた農作物が「そば」だったというのが蕎麦文化が発展した理由なんだそうです。
出雲そばは、そばの実を皮がついたまま製粉します。
そのため、他のそばよりも色が黒く、香りがとても強いんです。
わんこそばの記事はこちら♫
出雲大社からすぐ!”そば処・八雲”
そんな出雲そばを食べられるお店が”蕎麦処・八雲”です。
本店は1959年創業のれ歴史のあるお店です。
出雲大社のすぐ近くと言うのもあって、いつ行ってもとにかく混んでいます。
お店は2店舗ありますが、どちらも出雲大社のすぐ近くです。
■八雲本店
出雲大社の駐車場西側からすぐ。
国道431号線沿いにあります。
東店よりもほんの少し遠いです。
★八雲本店
【住所】大社町杵築東276-1
【電話番号】0853-53-0187
【営業時間】9:00-16:00
■八雲東店
本店の近くですが、東店の方が出雲大社に近いです。
社務所のすぐ近くです。
駐車場の北側にあります。
★八雲東店
【住所】大社町杵築東264-2
【電話番号】0853-53-4827
【営業時間】9:00-16:00
一段ずつ食べる”割子そば”
出雲そばには「割子そば」と「釜揚げそば」があります。
「割子そば」は、三段重ねの丸い漆器の器にそばを盛って食べるものです。
三段でセットと考えられていて、他の地方では見られない食べ方をするものです。
割子そばは、こんな風に3段重ねられて運ばれてきます。
食べ方は上から順番に食べていくそうです。
1段目につゆと薬味をかけ、食べ終わったら2段目にその残りをかけて食べるんだそうです。。
このお店は薬味が最初からのっていました。
それぞれ違う薬味がのっていて、段ごとに違う味を楽しめるおそばでした。
一見とても量が多そうに見えるのですが、実際はそうでもありません。
そばなのでとてもアッサリとしていて、結構かんたんにお腹に入ってしまいます。
①1段目につゆと薬味をかけて食べる。
②1段目を食べ終えたら、2段目に残ったつゆをかけて食べる。
③3段も同様につゆをかけ、食べる。
メニューは他にもたくさんある!
天ぷらセットやお刺身とのセットもあります。
一般的に割子そばは3段ですが、5段のものもあります。そこまでボリュームのあるお店ではないのですが、5段を頼んでいるい人はあまりいませんでした。男性なら5段でもいいかもしれません。
お味はというと、薬味が段ごとに違うのもあり、とても美味しいです。見た目も満足、味も満足といった感じです。老舗ということもあり、お蕎麦自体がとても美味しいお店です。
一方、「釜揚げそば」は、茹で上がったそばをそのまま器に盛り、温かいまま食べるおそばです。
こちらは全国的に食べられているお蕎麦なので、一般的な温製のおそばと同じ感じです。
出雲は想像以上に田舎です。
出雲大社周辺はお店がありますが、駅前はあまり栄えていません。
ご飯などを食べるなら、出雲大社周辺がオススメです。駅前のホテルに泊まりましたが、周囲には数軒の飲食店しかありませんでした。それでも、いいお店はありましたが、選択肢はあまりなかったです。
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