寒くて引きこもりがちになりやすい冬。そんな冬でも首都圏からアクセスしやすいのが草津温泉です。箱根や伊豆など首都圏に近い温泉地はたくさんありますが、行き飽きている人も多いでしょう。そんな時、手軽で値段もお手頃な草津温泉がオススメです。
草津温泉にはいろいろな行き方があるのですが、一番オススメなのはバスです。東京からは、東京駅・バスタ新宿・練馬区役所前から乗ることができます。草津温泉までは約4時間。料金は時期により異なりますが、どの時期でも片道4000円弱でいくことができます。バスの場合、直通になるので乗り換えが不要で、乗ってしまえば目的地に着くのでとても楽です。
宿泊したのは望雲でした。望雲は1599年に創業した歴史のある旅館です。小林一茶が通ったことでも知られています。非常に歴史のある旅館なので、他にもたくさんの著名人が通った温泉だそうです。
年末の草津はすでに真冬の気温でした。道はアイスバーンはもちろんのこと、至る所に雪が積もっていました。東京から行ったので、本当に寒かったです。
夕ご飯は部屋出しでした。最近は部屋出しのところが少ないので、それも選んだ理由のひとつでした。少し前のデータになるので、参考程度にご覧ください。
前菜はこちらです。食前酒がついていました。
冬はやっぱりお鍋です。温泉というと、こういう鍋料理のイメージです。群馬県って内陸なのもあって、あんまりご飯が美味しそうなイメージがありません。というよりも群馬の名物料理のイメージがあまり湧きません。こちらの旅館では、しゃぶしゃぶを売りにしているようです。メニューはプランによりいくつか選ぶことができるのですが、しゃぶしゃぶが多いです。
野菜とお肉を使った料理が多かったです。魚介が好きな私には難点な地域ではありますが、どれもとても美味しかったです。
ビーフシチューです。和食の合間に、洋食が出るのは新鮮です。
締めの方にはお蕎麦がでました。日常でお蕎麦を食べることがないので、懐かしさを感じました。
お口直しのデザートです。
こちらは朝食です。朝食は部屋出しではなく、朝食会場で食べました。至って普通の朝食でしたが、ボリュームがあり満足できる内容でした。
外に休憩所がありました。ここにも雪が積もっていました。年末の草津はとても寒いのですが、寒い時の温泉もいいものです。夏だと長湯できなくても、冬は長湯することができるのが好きです。
部屋からの景色はこんな感じでした。寒い地方はどこでもそうですが、一日中雪が舞っていました。久しぶりに氷柱を見れたのも嬉しかったです。
草津は本当にゆったりしている温泉地です。観光客で混んでもいるのですが、それでもやっぱり人が少ないです。温泉街といってもとても小さな町なので、こじんまりとしています。徒歩ですべて回ることができるし、おみやげ屋さんなども沢山あります。そしてバスターミナルも中心部にあるので、バスで行くと現地に着いてから移動する必要がないんです。移動が多いと疲れるものですが、草津はそういう欠点がありません。箱根や伊豆と比べると、全体的に値段が安いのも特徴です。また、お湯の質が非常にやわらかく、肌がすべすべになるのも草津温泉の特徴です。
東京から4時間かかるとなると遠く感じてしまいますが、乗ってしまえば着くので移動になれている人にはオススメです。私は冬に訪れましたが、どの季節でも楽しめそうです。
アクセス
望雲
住所:群馬県吾妻郡草津町433
電話:(0279)88-3251
チェックイン:14:00/チェックアウト10:00
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