プラハ(チェコ語:Praha/英語:Prague)で真っ先に名前が浮かぶのがミュシャ(Alfons Maria Mucha)です。チェコ語ではムハと発音します。ミュシャは女性を美しく描き、その傍らに必ずきれいな花を描く画家です。その彼の出身地がチェコです。活躍したのはフランスなのですが、生まれは現在のチェコです。日本でも度々ミュシャ展を開催しているので、見かけたことがある方も多いと思います。
そんなミュシャの作品を見れるオススメの場所がプラハ市民会館(Obecní dům)です。ここは1912年に完成しました。今よりも100年以上も前のことです。アールヌーヴォー様式で造られている、とても美しい建物です。ここを見学するにはツアーの予約が必要です。
チケットは市民会館のインフォメーションで直接購入することができます。その時に何時のツアーに参加をするのか選ぶことができます。公式サイトでは事前予約することもできますが、当日購入でも特に問題はありません。シーズンによるのかもしれませんが、私が訪れた時は全く混んでいませんでした。
ツアーは通常は英語ですが、月に数回チェコ語とフランス語のも行なっています。時間は10:30〜17:00頃。曜日によって違うようです。詳細はHPでお調べください。
◆申し込み方法:インフォメーションで直接購入/web予約
◆時間:10:30-17:00頃 (曜日によって異なるため確認が必要)
◆料金:
・290CZK(大人)
・240CZK(15歳以下/26歳以下の学生/60歳以上のシニア)
・500CZK(Family/1~2名の大人と1~3人の18歳以下の子供)
◆所要時間:60分
◆ツアー言語:英語/月に数回だけチェコ語とフランス語
集合場所はインフォメーションの前です。時間の少し前に行ったら誰もいなかったのですが、徐々に人が集まり始めました。ガイドさんがきたらスタートです。英語で説明をしながら館内を回ってくれます。
まずは、スメタナホール(Smetana Hall)です。世界でも最大級と言われるパイプオルガンがあります。4814本ものパイプを使っているそうです。そしてこのホールは、普段はコンサート会場として使われています。
どこから見ても本当に美しい建築でした。アールヌーヴォー様式って、本当に見応えがあります。内部見学は参加者のみなので、混み合うことがなく快適に見ることができます。私が参加した時は30名弱ぐらいだったと思います。
本当に美しい建築。個人的にアールヌーヴォーが好きなので、どこを見ても感動しかなかったです。至るところが繊細で美しいデザインで、ずっと見てても飽きない建築でした。アールヌーヴォーが好きな方には本当にオススメのツアーです。
全てがミュシャの作品です。とにかく本当に美しいんです。ミュシャの作品というと、きれいな女性の絵が思い浮かびますが、こちらはまた違った雰囲気を感じるものでした。彼の得意とす女性だけではなく、さまざまな人が描かれているせいかもしれません。
個人的な話になりますが、ミュシャの作品を見るためだけにプラハに行きました。市民会館には素晴らしい作品があるとは聞いていたのですが、本当にどれも美しく感動しました。プラハは見どころがとても多い町ですが、このガイドツアーは欠かせない観光場所です。時間が決まっているので、弾丸ツアーの方にはオススメしませんが、何泊かする方には是非訪れてほしい場所です。
これは天井の写真です。ヨーロッパの建築物って素敵ですよね。日本とは全く違うデザインなので、どこに行っても発見しかありません。日本には日本の魅力があるんですけどね。
ステンドグラスもとても美しかったです。写真が全体的に暗いのは、フラッシュを使えなかったからです。こちらに行く時は、一眼レフなどのいいカメラを持っていくことをオススメします。時間帯によってはいい写真が撮れにくいです。
アクセス
プラハ市民会館(Obecní dům)
住所:náměstí Republiky 1090/ 5111 21, Praha 1 – Staré Město
電話番号:+420 222 002 101
詳細は下記HPでご覧ください。
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