【稲取温泉】《東伊豆》全室オーシャンビュー!海鮮料理が美味しい!”稲取東海ホテル湯苑”!

【稲取温泉】《東伊豆》全室オーシャンビュー!海鮮料理が美味しい!”稲取東海ホテル湯苑”!

東京近郊の温泉で人気を誇るのが伊豆です。

 

伊豆は静岡県の東部に位置し、首都圏からのアクセスが良いことで知られています。伊豆近郊には熱海などを始めとした観光スポットも多く、温泉からレジャーまで様々な楽しみ方ができるオススメのエリアです。

 

 

伊豆と言ってもエリアはとても広く、温泉も様々な地域に存在しています。その伊豆の中でおすすめなのが東伊豆と言われるエリアです。伊豆よりもさらに沿岸側に進むとあるのがこの地域で、伊豆と下田の中間あたりに位置しています。首都圏からアクセスのいい熱海と比べると少し遠さを感じてしまうのですが、その分、人が少なくゆったりとした時間を過ごすことのできる場所でもあります。

 

今回はその中でも稲取の宿についてご紹介いたします。

 

 

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稲取ってどこにある?東京からのアクセスは?

 

東伊豆町に稲取というエリアがあります。

 

稲取は伊豆半島の東側にあり、海沿いに温泉宿が立ち並んでいる古き良き温泉地です。箱根や熱海に比べるととても小さな温泉地で、温泉地というよりも小さな港町というイメージです。稲取温泉のすぐ近くには稲取港があります。派手さはないものののんびりくつろぐには最適の場所です。

 

 

東京からのアクセスはJRと伊豆急行を利用します。JRには在来線で行く方法と踊り子号を使っていく方法があります。踊り子号にはいくつか種類があります。こちらについてては別記事にします。また、熱海まで新幹線を使う方法もあります。金額的、時間的なものに合わせてアクセス方法を選べるのが伊豆いいところです。

 

★東京から電車でのアクセス

【在来線】

 ・JR東海道線 JR各駅〜熱海駅

 ・伊豆急行 熱海駅〜伊豆稲取駅

【踊り子号】

 ・東京駅・品川駅〜伊豆稲取駅

【新幹線】

 ・東京駅・品川駅〜熱海駅

 

 

稲取東海ホテル湯苑

 

 

稲取では口コミ評価が高く金額的にも手頃だった「稲取東海ホテル湯苑」に宿泊しました。

 

伊豆稲取駅からホテルまではシャトルバスが出ています。宿に直行したい場合にはシャトルバスを利用するのがおすすめです。駅からのシャトルバスは随時運行しているわけではなく、予約が必要ですが当日予約も可能なので気軽に利用できます。私が駅に到着した時も駅前にはバスが来ていました。いろいろな宿のバスがお迎えに来ているので注意が必要です。

 

特に急いでもいなかったので私たちはホテルまで徒歩で行きました。徒歩でも15分程度でいくことができます。稲取は本当に田舎なので面白い場所があるというわけではないのですが、昭和の香りがする温泉地を歩くのも楽しかったです。

 

★ホテルのシャトルバス

【伊豆稲取駅〜ホテル】《予約制》当日予約可能

 ・運行時間 14:00~18:00 

【ホテル〜伊豆稲取駅】予約の必要なし

 ・8:40/9:00/9:20/9:40 /10:00/10:20/11:00

 

 

★稲取東海ホテル湯苑

【住所】静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1599-1

【電話番号】0557-95-2121

【チェックイン】15:00〜(最終18:00)

【チェックアウト】10:00

【シャトルバス】行きは予約制/帰りは随時乗車可能

【駐車場】50台/無料

 

 

 

海が一望できるロビー!お茶菓子はロビーで!

 

湯苑は古き良き昭和の香りがするホテルでした。

 

現代風のおしゃれでモダンな宿ではなく、昔ながらの温泉宿です。働いているスタッフの対応も非常によく、本当にこの仕事が好きで長年働いているんだなと感じるスタッフが多かったです。田舎の温泉はこういうところが魅力的だなと感じました。首都圏の有名なホテルではない温もりとあたたかさのようなものがあります。

 

 

チェックインを済ませるとロビーで御茶菓子とお茶がでます。

 

こういうのは客室で出るものだと思っていましたが、ロビーでの提供でした。コロナの影響もあるのかもしれませんし、通常もこういうサービスなのかはわかりませんが不思議な感じがしました。その後、順番にお部屋に案内されます。

 

 

 

そしてそのロビーはというとオーシャンビューです。どこから見ても海が一望できる造りなんです。稲取温泉は海に面している宿が多く、オーシャンビューを売りにしているところが多いです。こちらの湯苑も同じで客室、大浴場においてもオーシャンビューです。このロビーだけでも満足なぐらい景色がとてもきれいでした。

 

 

 

外のテラスは下田の黒船を思わせるような船の形をしていました。

 

3月末のまだ寒い時期に訪れましたが、暖かい季節ならここでのんびり過ごすのも良さそうでした。写真の右手では夕日を眺めることもできます。本当に何をとっても美しいホテルでした。

 

 

全室オーシャンビューの客室!

 

 

客室に案内される時に、ロビーの隣にあるお部屋で浴衣か作務衣かを選ぶことができました。プランによっては色浴衣も選べるようでしたが種類はあまりなさそうでした。こういう点においてはあまり力を入れていない宿のようでした。

 

 

 

客室も古さを感じましたが、きれいに清掃がされていました。部屋の他にはバストイレ、洗面台がついていました。これといって感動がなかったので写真はとりませんでした。

 

 

 

そして部屋から見える景色は一面海です。

 

特別室ではなく一般客室でも十分な景色でした。オーシャンビューの部屋は一般的には高価なイメージですが。湯苑は全室オーシャンビューです。建物に古さは感じるもののなかなか贅沢な宿だと感じました。

 

 

ボリュームがあり、海鮮がおいしい贅沢な夕食!

 

夕食の時間はチェックインの時に選ぶことができました。

 

感染症対策のためか食事会場はいくつかの会場に分かれていました。時間などによって振り分けられるようでした。会場内はそれぞれの席に囲いがあり、隣の席とも十分な距離を保っていたので感染症対策はしっかりしていました。

 

 

食事はオプションをつけず、スタンダードな【海鮮スタンダードコース】にしました。写真を見る限り、スタンダードでもボリュームがあり、十分んな内容のメニューでした。この他には【鮑ステーキコース】、【海鮮金目鯛コース】、【海鮮蒸し焼きコース】、【海鮮満喫コース】などがありました。

 

 

    

全体的にはこんな感じの夕食でした。これだけでも十分ボリュームがあるのですが、この他にもどんどんお料理が運ばれてきました。写真を撮り忘れましたが、右手のお鍋の中身は【牛すき鍋】です。

 

 

 

【鮮魚のお造り】伊豆とあってお魚が新鮮でどれもとても美味しかったです。これを求めて伊豆の旅館にしましたが、正解でした。

 

 

 

【伊勢海老のクリーム煮】この辺りの宿ではお料理に伊勢海老が出ることが多いのですが、こちらではクリーム煮がでました。熱々の状態で出てくるのでとても美味しかったです。

 

 

 

 

【カサゴの唐揚げ】カサゴはあまり馴染みがないのですが、唐揚げになっていたので食べやすく、とてもサクサクしていました。カサゴはそんなに大きくないお魚なので、すんなりと食べられました。

 

 

 

【金目鯛の煮付け】何より驚いたのが、金目鯛の煮付けです。何が驚いたのかというとその大きさです。写真ではわかりにくいのですが、このお皿は50cmほどあり、とても大きいお皿です。運ばれてきた時に仲居さんの腕がぷるぷると震えていました。それぐらいとても大きく重いお皿です。そしてもちろん、その上に盛られている金目鯛もとても大きいんです。こんなに大きな金目鯛を食べることは日常でないので、とても贅沢だと思いました。私は同行者と2名で訪れましたが、2名でひとつの金目鯛でした。正直それでも大きすぎて食べきれませんでした。お料理のボリュームがあるので4名で1匹の金目鯛でも十分だと感じました。それぐらいとにかくボリュームがありました。

 

その味はというと、もちろんとても美味しかったです。味がしっかりと染み込んでいて、これと白米だけでもご飯になるというくらい美味しかったです。

 

 

 

 

【デザート】お料理だけでとてもお腹がいっぱいだったのでデザートを食べられるか不安でしたが、ちょうどいい大きさで安心しました。アイスは桜味でとても新鮮でした。フルーツにかかっているのはココナッツミルクのようでした。私はあまり好みではないので、ミルクをかけないフルーツが良かったなと思いました。

 

 

いろいろなお風呂が楽しめる大浴場!

 

大浴場は”洋々湯苑”と”遊々湯苑”の2種類ありました。時間によって男湯・女湯が入れ替わる仕組みでした。どちらにもオーシャンビューの露天風呂があり、とても素晴らしい絶景を眺めることができました。また、どちらの大浴場も湯温がちょうど良く、暑すぎないのでのんびり入ることができました。小さなお子様連れでも入りやすい湯温だと思います。コロナの最中だったので館内は空いていて、大浴場も貸し切り状態でした。

 

遊々湯苑の方がお風呂の種類がたくさんあって楽しかったです。その中でも気に入ったのは寝湯でした。深さといい、湯温といい、とてもちょうどよく、長時間入れるお風呂でした。

 

 

★大浴場

【洋々湯苑】
  展望露天風呂、ジャグジー、内湯、水湯、打たせ湯、サウナ

【遊々湯苑】
  寝湯(露天風呂)、ハーブ湯(露天風呂)、ねころび湯(露天風呂)、内湯、岩風呂、どんつく満天洞窟風呂

 

また、大浴場以外には貸し切り露天風呂があります。貸し切り風呂は”海舟苑”と”渚”の2種類です。どちらも利用しなかったのですが、海舟苑は貸し切り風呂にしては贅沢な広さのお風呂で、オーシャンビューなのでとても快適そうな雰囲気のお風呂です。次回はぜひ利用してみたいです。

 

 

朝食もとてもボリュームがある!

 

朝食は7:30~8:30で、その時間内なら好きな時間に行っていいシステムでした。朝食会場もお席も夕食の時と同じ場所で、仲居さんも前日と同じ方でした。おそらくお客さんごとに専属の仲居さんがつく旅館なのだと思います。チェックイン後にお部屋に案内してくれたのも同じ方でした。

 

 

こちらが朝食です。夕食同様とてもボリュームがありました。メニューは特別変わったものはなく、ごく一般的な旅館の朝食という感じでとても食べやすいものでした。

 

 

 

そして、面白いのは火の数です。こういうところの食事では一般的に火をつけるお料理はひとつだと思っていました。しかし、この旅館はなんと1人あたり3つもあるんです。ベーコンエッグ、湯豆腐、アジの開きです。2人で行ったのでテーブル上に6つも火がついている様子は個人的にはとても面白かったです。伊豆周辺は本当にお魚料理が多く、朝食のアジの干物もとてもおいしかったです。

 

飲み物は最初に聞かれるのですが、実際にはフリードリンクのような形で何度頼んでもいい様でした。メニューはお茶、オレンジジュース、コーヒー、お水だったと思います。

 

 

全体的に満足な宿!

 

湯苑は全体的にとても満足な宿でした。

 

稲取周辺は高めの宿が多いので、その中では値段も手頃だし、箱根や熱海などの温泉地に比べると人も少なくのんびりできるところもメリットです。ご飯はボリュームがあり、魚介類が好きな方は満足できる宿だと思います。宿のすぐ前は海なのでお散歩したり、夕日を見ることも楽しみのひとつです。朝日は見ませんでしたが、もしかすると朝日も見える宿かもしれません。

 

個人的な意見ではリピートしたい宿だなと感じました。熱海や箱根に比べると東京からの距離は遠くなるのですが、その分ゆったり過ごすことができるので穴場的なエリアかなと感じます。この周辺は観光スポットもいろいろあるので、他の楽しみ方もできるのもメリットのひとつです。

 

 

 

 

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