ヘルシンキは首都ですが、とても小さな町です。1日もあれば観光は終わってしまいす。そんなヘルシンキなので、レストランもそう多くはありません。メイン通りを歩いているだけでは、フィンランド料理のお店に出会えないんです。これは世界共通かもしれませんが、イタリアンやカフェの方がやっぱり多いんです。ヘルシンキには3度訪れていますが、毎回それを感じます。
そんな中で見つけたのが、Restaurant Juuriです。ヘルシンキのメイン通りである、エスプラナーディ通りからほど近い閑静な場所にお店はあります。
お店は、そう広くはない1階と地下にフロアがあります。混んでいると地下に通されるようでした。この時は1階と同じメニューを注文できたのですが、本来はメニューが違うお店のような気がしました。地下の方がバーっぽいんです。
このお店はメニューがちょっと複雑でした。このお店はコース料理がメインのお店のようでした。コースもいくつかあり、英語が堪能ではないため、イマイチ理解はできませんでした。普通のコース料理と違って、前菜やメインを選べるわけではないんです。私たちの頼んだコースは、3種類の料理を選ぶことができました。日本的にいうと、おかずを3種類選べるような感じです。どれが前菜でどれがメインというわけではなく、決まったメニューの中から3品選ぶことができました。ちょっと変わった注文の仕方のお店でした。
ニシンの料理です。フィンランドではニシンが有名です。一番有名なのはニシンのマスタード漬けです。このお店のはオシャレにアレンジしてあったので、通常のニシン料理とは違っていました。創作料理に近いお店だったんです。
トナカイの肉を使った料理だったと思います。通常あるトナカイの肉の臭みはありませんでした。トナカイの肉って馴染みはありませんが、フィンランドではどこのお店にも必ずあります。通常はラム肉のような強い臭みがあり、沢山食べれるような味ではありません。ちょっと胃にくるんですよね。こちらのは量も少なく、アレンジしてるので食べやすかったです。
こちらは何料理だったか忘れてしまいました。どれもとてもオシャレな感じでした。盛り付けなどがとてもオシャレなお店です。地元の人で賑わっていたので、現地でも人気のお店なんだと思います。
そしてデザートです。何味なのかはっきりと分からない不思議なデザートでした。見た目もオシャレです。
お店の雰囲気といい、とても満足できるお店でした。しかし、どれもみんな同じ味なんです。どの料理の味付けも同じ材料を使っているようで、同じ味に感じました。ちょっとこってりとしたソースの味です。それだけが残念な点でした。個人的には創作した感じはなく、郷土料理が食べたかったので残念に思いました。好みがとても分かれるお店だと思います。雰囲気はとても素敵なので、行ってみて損はないと思います。
アクセス
エスプラナーディ通りから徒歩数分。
Restaurant Juuri
営業時間
月-金:11:30-23:00/ランチ:11:30-14:30
土:12:00-23:00
日:16:00-23:00
詳細は下記HPにてご覧ください。
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